中國(guó)で今年の春節(jié)（舊正月）に合わせて公開された映畫「無(wú)名」のチェン?アル（程耳）監(jiān)督がインタビューで「みんなが自分に親しくするのは、ほぼワン?イーボー（王一博）が理由」と語(yǔ)った。中國(guó)メディアの鳳凰網(wǎng)が30日付で伝えた。

同作は第2次世界大戦下の上海を舞臺(tái)にしたスパイ映畫。ワン?イーボーのほか、香港出身のベテラン俳優(yōu)トニー?レオン（梁朝偉）が主演した。

チェン監(jiān)督はワン?イーボーに會(huì)った時(shí)に2つの深い印象を受けたといい、1つはその外見的なイメージが「無(wú)名」の腳本に合っていることだとした。もう1つは非常に禮儀正しく、よく沈黙するところだと明かし、「イーボーの沈黙をとてもよく理解している。私はむしろこういう人の方が誠(chéng)実だと思っている」と語(yǔ)った。

また、「多くの人に認(rèn)められ、聲をかけられるようになったのは名譽(yù)という面で良いところではないですか」と聞かれると、「この點(diǎn)は自分でよくわかっている。みんなが今、私に親しげにするのはほとんどイーボーが理由だと思う」とし、「自分がそれをどう見るかだ。一番重要なのは外部の人がどのように評(píng)価しても、自分がどのような結(jié)末にするのかということを理解しておくことだ」と語(yǔ)った。

このほか、「出演者とスタッフの報(bào)酬は天地の差だと思いますが、現(xiàn)場(chǎng)でどのように一人ひとりへの尊重を保ったのですか」との質(zhì)問には、「私は社會(huì)ダーウィン主義（社會(huì)進(jìn)化の原理を生存競(jìng)爭(zhēng)や自然的選択に求める考え方）に非常に反感を持っている。俳優(yōu)はいなくても特別な弁當(dāng)があって、みんなで一緒に食べる。ギャラの格差の問題が存在するのは事実だが、できるだけすべてのスタッフが平等を感じられるようにしている」と答えた。（翻訳?編集/北田）