2023年3月31日、仏國(guó)際放送局ラジオ?フランス?アンテルナショナル（RFI）の中國(guó)語(yǔ)版サイトは、コロナ後に経済が回復(fù)しているように見(jiàn)える中國(guó)國(guó)內(nèi)で、若者が希望を失いつつあると報(bào)じた。

記事は、仏紙ル?モンドの上海特派員による文章を紹介。文章は、中國(guó)では22年12月のゼロコロナ政策終了以降、経済に活力が戻りつつあり、週末の上海の繁華街を見(jiàn)る限り全てが正常に戻った印象を受けるとする一方で「しかし、現(xiàn)地で話を聞くと経済回復(fù)は限定的で、市民の財(cái)布のひもがとても固いことがすぐに分かる」と評(píng)したという。

そして、獨(dú)マックス?プランク協(xié)會(huì)の社會(huì)人類學(xué)研究者が「新型コロナの數(shù)年を経て、若者は進(jìn)むべき方向を見(jiàn)失ってしまったようだ。若者たちは、あらゆる人生計(jì)畫(huà)を放棄するか、非常に慎ましやかな生活プランを立てるかになっている」と分析したことを紹介している。

その上で、上海で生活する23歳の美容師がコロナ前には1萬(wàn)元（約19萬(wàn)円）に近かった月収が現(xiàn)在は4000元（約7萬(wàn)7000円）にまで減ったと明かすとともに「以前は毎日のようにデリバリーを頼んでいたが、今は節(jié)約のために自炊している」と語(yǔ)り、上海でコンピューターエンジニアリングを?qū)Wぶ22歳の學(xué)生も「コロナが多くの業(yè)界に影響している。學(xué)生たちは安定を求めるようになっていて、ベンチャーを夢(mèng)見(jiàn)ることもなくなった」と話したことを伝えた。

記事は、中國(guó)では2022年の不動(dòng)産価格が前年比で24％値下げし、輸出額も昨年の夏から下落し続ける中、企業(yè)は再編やリストラ、賃金引き下げを進(jìn)めていると紹介。中でも最も大きな打撃を受けているのが新社會(huì)人層であり、16?24歳の1月の失業(yè)率が17．3％に達(dá)したと伝え、ネット上では若者の悲壯な聲があふれ、いかにして節(jié)約するかに関する書(shū)き込みが盛んに行われているとした。

さらに、不動(dòng)産業(yè)界の混亂も若者に不安をもたらしていると指摘。太陽(yáng)光電池パネル企業(yè)で働く29歳の女性は、21年に陝西省で購(gòu)入したマンションの建設(shè)が終わろうかという段階になって開(kāi)発業(yè)者の資金が不足し、一切の工事がストップしたとのことで「政府に対する信頼がなくなった。いろんな機(jī)関に行って助けを求めているが、足拭きマットのようにことごとく踏みにじられている」と不満を口にしたことを伝えている。（翻訳?編集/川尻）