人民網(wǎng)日本語版 2023年4月4日(火) 18時30分
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米紙ウォール?ストリート?ジャーナルは、3月の最初の3週間、米國のアプリストアのダウンロードランキングトップ5のアプリのうち、4つが中國発のアプリだったと報じた。寫真は動畫編集アプリ「CapCut」。
米紙ウォール?ストリート?ジャーナルがこのほど掲載した「中國発アプリはなぜ米國の若者の心をつかむのか」というタイトルの記事は、今年3月の最初の3週間、米國のアプリストアのダウンロードランキングトップ5のアプリのうち、4つが中國発のアプリだったと報じた。そのうち、トップは7カ月前に提供が開始された共同購入型EC大手「拼多多」の越境ECアプリ「Temu(ティームー)」で、以下、動畫編集アプリ「CapCut(キャップカット)、現(xiàn)在注目の的となっている「TikTok」、ファストファッションECアプリ「Shein(シーイン)」と続いた。5位はFacebookで、唯一、中國以外のアプリとなった。成都商報が伝えた。
統(tǒng)計が反映しているのは3月だけであるものの、一部の中國発のアプリが海の向こうで一世を風(fēng)靡していることは明らかだ。アプリが誕生したのは米國で、米國のアプリを取り巻く環(huán)境はすでに並外れた繁栄を遂げているという現(xiàn)狀において、中國発のアプリが米國のダウンロードランキングの1位から4位までを獨占したというのは、並大抵のことではない。
中國発のアプリが海外でこれほどまでに人気となっているのはなぜなのだろうか?それはもちろん、米國の多くのネットユーザー、特に若者世代の趣味や嗜好にしっかりと照準を合わせることができていることと関係がある。TemuやCapCut、TikTok、Shein、さらに米國のダウンロードランキングトップ10入りを果たした新鮮でポジティブな価値観の共有を行うアプリLemon8などは、どれも消費者向けインターネットに屬する。中國の消費者向けインターネットの浸透率や成熟度は早くから世界の上位に入っていた。そして、「インターネット+飲食?遊び?楽しみ」が人々のライフシーンを再編している。消費者向けインターネットの発展の過程で、経験が積み重ねられ、それに加えて海外でローカライズされていることが功を奏して、多くの中國発アプリが海外で大ヒットとなっているのだ。
もちろん、米國のネットユーザーの心をわしづかみにしているとはいえ、ランキングの下位に名を連ねているSNS世界大手の米Meta(舊フェイスブック)や米EC大手?アマゾンを超えたというわけではないことは言うまでもない。しかし、「実體と産業(yè)の組み合わせ」や「ハード&コアテクノロジー」、「海外進出」といった方向性が、中國のインターネットの発展につながっている。
長年にわたってネット上には「インターネット企業(yè)の民生需要におけるイノベーションは、ボトルネックを打破しなければ、ハードコアのイノベーションとは言えない」という説が存在してきた。米國のインターネットは基礎(chǔ)の研究開発を重視しているのに対して、中國のインターネットはニーズを技術(shù)のブレークスルーにつなげてきたという言い方には、確かに歴史的な経緯がある。中國のインターネットが実體に向け、技術(shù)をコア障壁として発展しなければならないことは當然問題無いが、中國のテクノロジー産業(yè)の競爭力を高めるためには、基盤技術(shù)のブレークスルーのほか、アプリシーンの革新も必要であり、なにも「二者択一」の難題を突き付けて、商業(yè)スタイルのイノベーションを軽く見る必要はないと言えるだろう。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KN)
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