経済的に裕福な環(huán)境で育った中國(guó)のZ世代（1995～2009年生まれ）。中國(guó)メディアは「消費(fèi)志向が強(qiáng)く、毎月の給料を殘らず使う『月光族』（中國(guó)語(yǔ)で光はすっかりなくなるという意味がある）が少なくない一方で、最近は將來(lái)の不確実性や病気?解雇などのリスクに備え、財(cái)テクに注目する若者が増えている」と伝えた。

中國(guó)國(guó)家統(tǒng)計(jì)局のデータによると、中國(guó)のZ世代は約2億6000萬(wàn)人に上り、総人口約14億人の20％を超える。日本の総人口を大幅に上回る人數(shù)だ。世界のZ世代同様、デジタルネイティブ世代ということ以外に、中國(guó)の高度経済成長(zhǎng)下で育ち、一人っ子政策下に生まれた世代という點(diǎn)で他國(guó)や日本の同世代とは違うバックグランドがある。

中國(guó)DT財(cái)経によると、Z世代の消費(fèi)は「品質(zhì)の良さ」（35．7％）や「顔値（顔面偏差値＝見(jiàn)た目）の向上」（30．8％）が基準(zhǔn)となっている。中國(guó)では最近、「顔値」が進(jìn)學(xué)や就職、昇進(jìn)にまで影響すると言われている狀況を反映している?！缸苑证窑?快適に感じるか」が製品を選ぶポイントとなっており、Z世代がビジネスモデルを変えつつある。

コロナ禍から回復(fù)しつつある國(guó)內(nèi)消費(fèi)を引っ張る世代でもあり、自分の趣味や余暇を楽しむ製品を多く購(gòu)入し、「高品質(zhì)製品に囲まれ、優(yōu)雅に暮らす」志向を象徴している。

こうした中で中國(guó)通信社（CNS）が紹介した「2022年中國(guó)青年投資態(tài)度白書(shū)」によると、「95後（1990年代後半生まれ）」世代で「投資?財(cái)務(wù)管理の経験や計(jì)畫がある」という人は9割を超え、「00後（2000年代生まれ）」でも8割を超えている。

2000年代生まれの70．9％が「長(zhǎng)期的な発展が見(jiàn)込めるか」を投資で最も重要な要素と考えており、1980年代、1990年代生まれよりその傾向が高い。またZ世代の49．2％が「手元にお金があれば、投資しないと損をする」と回答。全世代の平均よりも高い。

半面、消費(fèi)への欲求も相変わらず強(qiáng)い。調(diào)査に対し、Z世代の54％が「自分の好みに合うものなら、高額の支払いもいとわない」と回答。証券大手?國(guó)泰君安証券チーフアナリストの蔣亦凡氏は「Z世代の投資スタイルは合理的だが、その狙いは資産の運(yùn)用?維持ではなく、當(dāng)座の資金を増やすことを目的としている」と話す。

別の3000人を?qū)澫螭趣筏空{(diào)査結(jié)果によると、「投資を計(jì)畫?実踐主な目的は何か」という質(zhì)問(wèn)に対し、「給料を使い果たすのを避けるため」を選んだ2000年代生まれは平均より10．6％高く、1990年代後半生まれ世代も6．5％高い。CNSは「Z世代は自分の価値観を大切にしながら、『月光族』になることを避けようとしている」との見(jiàn)方を示した。（編集/日向）