中國(guó)メディアのVista看天下は6日、米フィラデルフィアのフランクリン科學(xué)博物館で展示された中國(guó)の兵馬俑の指が折られ持ち去られた事件に進(jìn)展があり、「米國(guó)人のマイケル?ロハナ被告が罪を認(rèn)めた」と報(bào)じた。

2017年、當(dāng)時(shí)酒に酔っていた同被告は同博物館內(nèi)で展示されていた兵馬俑1體の親指を折り持ち去った。19年に米裁判所で開かれた初公判で同被告は「泥酔狀態(tài)での愚かな行為だった」とし、なぜ指を折ったのかについては「記憶にない」と証言。陪審員12人のうち7人が無罪と判斷したものの、最終的に意見が一致しなかったことから審議無効となった。その後、新型コロナウイルスの感染拡大もあり、審議は先延ばしにされていた。

報(bào)道によると、同被告が「州間貿(mào)易における考古學(xué)的資源の密輸」の容疑を認(rèn)める代わりに検察が一部容疑を取り下げることで合意。同被告は今月17日に出廷して判決を受ける予定で、最高で禁固2年と罰金2萬ドル（約260萬円）が科せられるという。なお、Vista看天下はこの刑罰について「比較的軽い」と不満を込めて報(bào)じている。

中國(guó)のネットユーザーからは「なぜ一部の容疑を取り下げたんだ！」「禁固2年は確かに軽すぎる」「歴史的な文化財(cái)の価値が分からないのか」「歐米は治安に対して自信過剰ではないか。きちんと保護(hù)する措置をしていないとは」「米國(guó)で展示する上にそんなに近い距離に置いたのが問題。陝西省の兵馬俑でも觸れるほど近くには行けないというのに」など、憤りの聲が上がっている。（翻訳?編集/北田）