香港英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストはこのほど、中國(guó)に新たなパンダブームが到來していると報(bào)じた。

記事は、中國(guó)人はジャイアントパンダを國(guó)寶とみなしており、今年2月に米メンフィス動(dòng)物園でパンダの「楽楽（LeLe）」が死亡してから、中國(guó)では海外にいるパンダの狀況に大きな関心が寄せられていると説明。ここ最近も、楽楽と共に米國(guó)に貸與されていた「丫丫（YaYa）」や、日本から返還されたばかりのシャンシャン、SNSでその様子が発信されるなどして人気者になった四川省成都市の「和花」などについて議論が盛り上がったとした。

その上で、「新たなパンダブームが消費(fèi)を促しており、こうした需要は『パンダ経済』と呼ばれている」と紹介?！钢袊?guó)の各種ECサイトではパンダ関連の商品が品薄になっており、3月には中國(guó)最大のECサイト?淘寶（タオバオ）の玩具類コーナーで『パンダ』という単語(yǔ)の検索數(shù)が前月比10倍に跳ね上がった」と伝えた。

また、「某家電メーカーのパンダのぬいぐるみは1カ月で100萬元（約1900萬円）以上を売り上げた」とし、現(xiàn)地メディアの報(bào)道を基に、パンダのぬいぐるみを生産する山東省の工場(chǎng)では注文の急増により、客が代金を支払ってから商品が手元に屆くまで40日もかかる狀況になっていると伝えている。

記事はさらに、中國(guó)版インスタグラムと呼ばれるSNS「小紅書」では、パンダのぬいぐるみを撮影した寫真が數(shù)千に上る「いいね」を集めるなど人気が過熱していることを紹介したほか、「前回のパンダブームは2022年の北京冬季五輪のマスコットのビンドゥンドゥン（冰墩墩）が巻き起こしたもので、大會(huì)期間中にはビンドゥンドゥン関連の商品が140萬點(diǎn)売れた」とも報(bào)じている。（翻訳?編集/北田）