タイで夫に崖から突き落とされた、當(dāng)時(shí)妊娠中だった女性が、いまだに離婚できていないことを明かした。中國(guó)メディアの封面新聞が12日付で伝えた。

王（ワン）さんは、このほど受けたインタビューで「裁判が終わらなければ、婚姻関係も終わらせることはできない。（裁判が）ずっと遅れていて、この事件にピリオドを打つことができない。形のないかせのようなもので縛られている」と明かした。刑事と民事の両方で夫の責(zé)任を追及するという姿勢(shì)は崩していないという。

王さんは2019年6月9日、タイ?ウボンラーチャターニー県の國(guó)立公園內(nèi)の高さ約34メートルの崖から夫である愈（ユー）被告に突き落とされた。王さんは全身を骨折したものの奇跡的に生還。お腹の子どもは、その後の治療の過程で命を落とした。

20年3月にタイの裁判所で行われた一審の判決では、愈被告に終身刑が言い渡されたが、愈被告は即日控訴。21年5月行われた二審では、一審で認(rèn)定した計(jì)畫殺人はなかったと判斷され、殺人未遂などで懲役10年の判決が下された。

中國(guó)のネットユーザーからは「故意の殺人がたった（懲役）10年？。おかしな國(guó)だ」「なぜ二審で判決が覆ったのか」「事件からもう何年経つんだ」「殺されそうになっても離婚は認(rèn)められないのか？」「こういうケースって婚姻無効とかにできないの？」「中國(guó)で裁判をすればいいのに」「（加害者に）與えるべき制裁が與えられない。だから結(jié)婚離れがひどくなるんだ」といった聲が寄せられた。

王さんはこれまで、事件後に見舞いに訪れた愈被告から脅迫されたことや、突き落とされる直前に耳元で「死ね」とささやかれたことなど、事件の詳細(xì)を赤裸々に語っている。（翻訳?編集/北田）