2023年4月12日、獨(dú)國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、間もなく中國を抜いて世界一になるとみられるインドの人口について、具體的な數(shù)字が分からない狀況が続いていることを報(bào)じた。

記事は、國連の予測ではインドの人口が4月14日に14億2577萬5850人となり、中國を抜くとされる一方で、本來2021年に実施されるはずだった10年に1度の國勢調(diào)査が新型コロナの影響で延期になり、今になっても実行されないため、具體的なインドの人口が把握されていない狀況が続いていると紹介した。

そして、國勢調(diào)査の実施遅延はアジアにおける大規(guī)模な経済國であるインドの社會(huì)、経済に関する計(jì)畫や制作の決定にも影響を及ぼしており、インド政府関係者の話として政府の支出を予測するデータのリソースが前回の國勢調(diào)査実施分、すなわち11年の調(diào)査結(jié)果のままであると伝えるとともに、11年の國勢調(diào)査時(shí)におけるインドの人口は12億1000萬人で現(xiàn)在よりも2億1000萬人も少なかったとしている。

その上で、遅々として進(jìn)まない國勢調(diào)査に代わる人口算定データに関する議論が起きており、インド固有識別番號庁（UIDAI）の元高官は生體認(rèn)証IDシステムが「事実上、そしてリアルタイムの人口調(diào)査結(jié)果だ」との認(rèn)識を示していると紹介。しかし、22年12月31日現(xiàn)在の同システムに基づく予測人口は13億7000萬人と少なく、その要因として「登録されていな子どもがいる」ことを挙げたほか、死者數(shù)についても更新されていないという問題點(diǎn)があることを指摘した。

また、インドの統(tǒng)計(jì)學(xué)者は出生率と死亡率を算定するための標(biāo)本登録制度（SRS）が人口成長率を算出する上で合理性と正確性を備えているとし、國全體の人口という點(diǎn)ではSRSによる予測はかなり精度が高いと主張する一方で、地域ごとの人口分布狀況を提供することはできないという欠點(diǎn)も存在することを伝えた。（翻訳?編集/川尻）