中國(guó)で社會(huì)現(xiàn)象級(jí)のヒット作として注目されるファンタジー時(shí)代劇「長(zhǎng)月?tīng)a明」について、中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）は13日、「評(píng)価は真っ二つ」とする記事を掲載した。

「長(zhǎng)月?tīng)a明」は人気ネット小説家、藤蘿為枝の作品を実寫化したもの。人気俳優(yōu)のレオ?ロー（羅雲(yún)熙）とバイ?ルー（白鹿）が主演を務(wù)める。魔神?澹臺(tái)燼（レオ?ロー）に蹂躙（じゅうりん）される世界を救うため、仙門の弟子?黎蘇蘇（バイ?ルー）が500年前にタイムスリップし魔界に落ちる前の澹臺(tái)燼と出會(huì)うところから始まる、激烈な仙と魔の戦いと愛(ài)憎劇を描いた物語(yǔ)。今月6日に動(dòng)畫配信サービスの優(yōu)酷（YOUKU）で配信が開(kāi)始された。

中國(guó)の映畫?ドラマ関連プラットフォームの「燈塔専業(yè)（プロ）版」が獨(dú)自集計(jì)したデータによると、「長(zhǎng)月?tīng)a明」は配信開(kāi)始初日に「ドラマ市場(chǎng)シェア率22．76％で斷トツ1位に君臨」し、配信開(kāi)始から3日間で「2020年以降のファンタジー時(shí)代劇で最高となるヒット指數(shù)4．2萬(wàn)超を記録」し、配信開(kāi)始から5日連続で「同時(shí)期に配信されたドラマを抑え首位を獨(dú)走」したなどと報(bào)じられている。

敦煌風(fēng)の美しい衣裝や美男美女が見(jiàn)せる洗練された演技、キレのあるアクション、豪華なCGなどがファンをとりこにしているが、環(huán)球時(shí)報(bào)の記事は「同作のファンではなく、通りすがりの視聴者にとって、ストーリーの進(jìn)行が遅い上に予想を裏切るような展開(kāi)もなく、結(jié)末も8～9割方推測(cè)がつく。『美しい』以外にこれといった見(jiàn)どころがない」とし、「昨今のファンタジー時(shí)代劇の多くが、『甘さ』を売りにするために、タイムスリップや生まれ変わりといった設(shè)定を選びがちで、ヒーローとヒロインの間の戀愛(ài)には火がつくものの、かつてのファンタジー時(shí)代劇で示された義俠心や道義はそうした『人工甘味料』に取って代わられてしまった」などとした。（翻訳?編集/柳川）