2023年4月20日、中國(guó)メディアの澎湃新聞は、上海モーターショーで中國(guó)ブランドの勢(shì)いが目立ち、日本のディーラーから「あと3、4年で日本車は多くの市場(chǎng)で中國(guó)に抜かれる」との聲も聞かれたと報(bào)じた。

記事は、今回のショーにおける大きな目玉の一つがBYD傘下の高級(jí)電気自動(dòng)車（EV）ブランド「仰望」で、オフロードSUVのU8とスーパーカーのU9を発表したと紹介。U8の予約販売価格は109萬8000元（約2100萬円）で、「100萬元超えの國(guó)産車」として多くの來場(chǎng)者の注目を集めており、同ブランドのブースには常に30分待ち以上の行列ができるほどの人気ぶりだと伝えた。

また、BYDをはじめとする中國(guó)の自主ブランドが今回のショーで大きな収穫を得ているとし、バングラデシュから商談目的でやってきたディーラーがBYDや奇瑞に大きな興味を持ったと語ったほか、日本人のディーラーからも「あと3、4年すれば、中國(guó)車は多くの市場(chǎng)で日本車を抜くことになるだろう」との聲が聞かれたとしている。

さらに、新興EVメーカー?上海蔚來汽車の関係者が「ショー開幕からの2日間ですでにかなり數(shù)の注文を受けた」とし、吉利汽車のEVブランド「ジーカー」のスタッフも「この2日間で購(gòu)入の意向を持つ顧客數(shù)人を接待した」と語るなど、中國(guó)ブランドが続々と注文を受けている様子を伝えた。

記事は、今年3月の中國(guó)ブランド自動(dòng)車販売臺(tái)數(shù)が前年同期比2％増の77萬臺(tái)となったのに対し、大手合弁ブランド車は同9％減の54萬臺(tái)にとどまったほか、中國(guó)ブランドにおける新エネルギー車の普及率が54．7％に達(dá)したのに対し、合弁ブランド車の新エネ車普及率はわずか5．3％であることを紹介?！敢徊郡魏羡庭芝楗螗嗓呜湁訙p少が、新エネ車へのモデルチェンジ不良と密接に関わっていることが、今回のショーでも垣間見えた」と評(píng)している。（翻訳?編集/川尻）