2023年4月21日、中國?環(huán)球網(wǎng)は「中國を見る韓國人の心は、なぜ変化したのか」と題した文章を掲載した。

文章は、ソウル大學(xué)が2007年より実施してきた世論調(diào)査で、「中國は朝鮮半島の平和にとって脅威」と考える韓國人の割合が増加傾向にあり、08年の14．6％から22年には44％にまで増加したことをが明らかになったと紹介した。

また、スロバキアのアジア専門シンクタンクCEIASが昨年に韓國の成人1364人に対し実施した世論調(diào)査では、実に81％が中國に対して「ネガティブ」または「非常にネガティブ」な印象を持っていると回答し、特に20?30代の層で割合が高い一方、収入が高くなるほど嫌中感情が弱まる傾向が見られたとし、韓國?東アジア研究所の禹守根（ウ?スグン）氏がCEIASの調(diào)査はサンプルが小さすぎるとしつつも、ここ數(shù)年は若者を中心に嫌中感情が確かにますます高まっているとの見方を示したと伝えた。

その上で、韓國の歴史や國民感情に詳しい中國や韓國の専門家は、単一民族國家であることや、歴史教育や経済発展、政治の転換、文化振興などを通じて構(gòu)築された高度の民族的自尊心、優(yōu)越感が韓國人の対中感情を大きく左右すると見ていることを紹介?！?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=韓流'>韓流ブームなどで民族的な誇りや優(yōu)越感を感じていた中、中國が政治的、経済的、文化的に臺頭し始めたことで、中國に対するネガティブな感情が徐々に生まれ、歴史的な爭いの問題も相まって韓國市民の中國に対する誤解、誤った判斷が増幅している」とし、韓國のあるシンクタンクが実施した調(diào)査では約40％の韓國人が「中國は韓國をリスペクトしていない」と回答したと伝えた。

記事はさらに、米國の存在も韓國人の対中感情に間違いなく影響を及ぼしていると指摘。上海対外経貿(mào)大學(xué)朝鮮半島研究センターの詹徳斌（ジャン?ダービン）センター長が、1970年代の米國の対中戦略転換によって韓國知識層の対中認(rèn)識は大きく変化し、韓國政府が安全保障上では米國に頼り、経済では中國に頼るという対外政策を展開してきたと紹介した上で「この政策はあくまで、米中関係が戦略的に安定した狀態(tài)が前提。米國の対中政策が協(xié)力から競爭主導(dǎo)へと転換したことが、自ずと一般市民の対中認(rèn)識にも影響を與えた」述べたことを紹介している。（翻訳?編集/川尻）