日本の人気バスケットボール漫畫「スラムダンク」の新作映畫「THE FIRST SLAM DUNK」が20日、中國本土で公開され話題になる中、同作の公式ウェイボーアカウントは同日付の聲明で、映畫館で盜撮されたとみられる靜止畫や動畫がSNS上に流出しているとして、そうした行為をしないよう呼び掛けた。

井上雄彥原作の「スラムダンク」は中國でも非常に人気の高い作品で、前売り券の販売は公開前に1億1500萬元（約22億3000萬円）を突破し、中國で上映された海外アニメ映畫の前売り最高額を更新。興行収入は公開2日目で早くも1億7500萬元（約34億円）を突破したと報(bào)じられている。

中國メディアの斉魯晩報(bào)によると、映畫館でスクリーンを撮影する行為について、公開初日の20日午前0時(shí)過ぎからの上映回を見たというある映畫ブロガーはSNSへの投稿で、「これまでに見てきた中で最もひどかった」とし、「作品への熱い思いをこのような方法で記録するのは低級過ぎる」とコメントした。（翻訳?編集/柳川）