2014年7月17日、環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）は、日本政府が取りまとめた2014年版防衛(wèi)白書に、中國(guó)が昨年11月に東シナ海上空に設(shè)定した防空識(shí)別圏を強(qiáng)く批判した?jī)?nèi)容が盛り込まれていることについて、「日本が再び中國(guó)の識(shí)別圏にあれこれと文句を言っている」と伝えた。

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日本メディアによると、2014年版防衛(wèi)白書の概要が16日、明らかになった。

白書では、中國(guó)の防空識(shí)別圏に関し、「現(xiàn)狀を一方的に変更し、事態(tài)をエスカレートさせ、不測(cè)の事態(tài)を招きかねない」と強(qiáng)く批判。中國(guó)が防空識(shí)別圏を飛行する航空機(jī)に中國(guó)の規(guī)則を強(qiáng)制しているとし、「公海上空における飛行の自由の原則を不當(dāng)に侵害している」とも明記。5、6月に相次いで発生した中國(guó)軍機(jī)による自衛(wèi)隊(duì)機(jī)への異常接近事案も觸れている。

環(huán)球時(shí)報(bào)は、「中國(guó)の防空識(shí)別圏の設(shè)定は、國(guó)連憲章等の國(guó)際法と國(guó)際慣例にかなうものだ」とし、中國(guó)側(cè)はその目的について「中國(guó)の主権と領(lǐng)土領(lǐng)空の安全を守るためのものであり、いかなる特定の國(guó)を?qū)澫螭趣筏郡猡韦扦悉胜?、飛行の自由の原則も侵害しない」と繰り返し説明してきたと指摘。

その上で、「尖閣諸島をめぐる歴史的経緯と現(xiàn)狀を見れば、地域に緊張をもたらしているのは中國(guó)ではなく日本であることは明らかだ」と批判。中國(guó)外交部も昨年、日本政府の抗議に対し、「日本にあれこれ文句を言う権利はない」と反論していると伝えた。（翻訳?編集/NY）