2023年4月25日、中國メディアの環(huán)球網(wǎng)は、中國が時(shí)速1000キロを誇る「スーパー高速鉄道」の最初の敷設(shè)地について上海―杭州間を第1候補(bǔ)として考えているとする香港メディアの報(bào)道を伝えた。

記事は、香港の英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストの23日付文章を引用。中國の科學(xué)者が17日に発表した「鉄道標(biāo)準(zhǔn)設(shè)計(jì)」という文章の中で、リニアモーターカーが真空トンネルの中を時(shí)速1000キロで走行するというスーパー高速鉄道路線の敷設(shè)地について、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で條件を十分に備えている6路線の候補(bǔ)を挙げて人口密度、経済活動、既存の交通インフラ、経済的な潛在性などの量的な比較評価が行われたと紹介した。

そして、候補(bǔ)として中國北部の主要都市である北京と河北省の石家荘を結(jié)ぶ路線、珠江デルタの要である広東省の広州と深センを結(jié)ぶ路線、長江デルタの要である上海と浙江省杭州市を結(jié)ぶ路線などが挙げられ、中でも上海―杭州路線が人口密度の高さ、活発な経済活動に加え、平坦な地形による技術(shù)的フィージビリティーの高さ、社會に対するポジティブな影響力の強(qiáng)さといった點(diǎn)から他の候補(bǔ)をリードしているとの認(rèn)識が示されたと伝えた。

距離約150キロの上海―杭州間でスーパー高速鉄道が開通すれば両都市が20分足らずで結(jié)ばれることになりそうだが、文章は一方でスーパ高速鉄道システムが現(xiàn)狀では技術(shù)開発の初期段階にあるため、実際に建設(shè)、運(yùn)用できるようになるまでには幾多の難しい技術(shù)的な課題を克服すつ必要があると指摘している。（翻訳?編集/川尻）