フライメディア 2023年4月26日(水) 16時30分
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ネコ、イヌ、ウサギなどがいる動物カフェは珍しくなく、すでに定番化しているが、上海でも「動物と遊んで癒されたい」というニーズを満たす動物カフェが増えてきた。
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ネコ、イヌ、ウサギなどがいる動物カフェは、最近では珍しくもなく、すでに定番化しているが、上海でも「動物と遊んで癒されたい」というニーズを満たす動物カフェが増えてきた。そのカフェスタイルもさまざま。今回は珍しい動物がいる中國茶カフェを紹介する。
【その他の寫真】
上海でも知る人ぞ知る隠れ家的な場所にオープンする中國茶カフェ「烏亀」。看板娘はモフモフの毛が愛くるしいアルパカだ。3歳の雌で、名前は店名になっている「烏亀」。「烏亀」は中國語で「カメ」を指すため、名前はカメだ。
スタッフによると、カフェオーナーがアルパカの飼育牧場主と知り合いで、カメちゃんを譲り受けたとのこと。カメちゃんはお店に住んでいるのではなく、スタッフ同様、「出勤族」だ。スタッフに週に何日出勤するのか尋ねると「彼女の気分次第。でも人(お客)に會うのが好きなので、ほぼ毎日出勤してくる」と笑いながら話した。人に慣れやすく、人見知りしないカメちゃんは穏やかな性格で、柵の上にちょこんと見えるつぶらな瞳が愛らしい。
この看板娘のカメちゃんを目當(dāng)てにカフェを訪れる人も多いが、カメちゃんと遊べるわけではなく、見て和むスタイルのカフェだ。アルパカはもともと中國で人気が高く、店內(nèi)にもかわいいアルパカの雑貨が並び、モフモフ感に癒される。
カフェでは、カメちゃん人気もさることながら、SNS映えする蕓術(shù)的なスイーツも魅力の一つだ。ネーミングもおしゃれで、4月は春限定の「山櫻」というスイーツがおすすめ。雲(yún)のようなわたあめに囲まれたケーキはムース主體で、見た目よりもあっさりとした上品な甘さだ。トレンドに敏感な大人女子も満足するクオリティーの高さで、寫真も映える。
ケーキと一緒に楽しむお茶もえりすぐりの中國茶をそろえ、こだわりのラインナップ。お茶を飲むカップをお好みで選べるといううれしいサービスもある。
目や舌で楽しめるほか、天窓から注ぎ込む穏やかな光、椅子やテーブルの溫かな木目や緑に囲まれた空間にいると、時間がゆったり流れているように感じ、リラックスできる。
上海の繁華街に近い位置にあるが、アルパカのカメちゃんを見つめていると、ここだけ喧騒から離れ、別世界にいるようだ。(提供/フライメディア)
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