第13回北京國際映畫祭のコンペティション部門「天壇賞」の國際審査委員會のメンバーによる記者會見が25日、北京市懐柔區(qū)內(nèi)の雁棲湖國際會議センターで行われました。

今回の審査委員會は4カ國からの7人で構(gòu)成されています。記者會見では、世界三大映畫祭で受賞し、2008年北京五輪と2022年北京冬季五輪で開閉會式の総監(jiān)督を務(wù)めた中國を代表する世界的な監(jiān)督の1人であるチャン?イーモウ（張蕓謀）審査委員長を筆頭に、ベルリン國際映畫祭やシカゴ國際映畫祭で受賞した中國香港のスタンリー?クワン（関錦鵬）監(jiān)督、ベルリン國際映畫祭で審査委員を務(wù)めたイスラエルのナダブ?ラピド監(jiān)督、東京國際映畫祭で受賞したタイのピムパカー?トーウィラ監(jiān)督、中國の話題作に主演して人気上昇中の俳優(yōu)の張頌文（チャン?ソンウェン）氏、中國映畫の最高賞である金鶏賞や金像賞を受賞した若手女優(yōu)のチョウ?ドンユィ（周冬雨）さんの6人が出席しました。マル?デル?プラタ國際映畫祭のチェアマンを務(wù)めたアルゼンチンの映畫評論家で、審査委員の一人であるフェルナンド?フアン?リマ氏は、オンラインで今回の映畫祭の入選作品を?qū)彇摔筏皮い蓼埂?/p>

チャン?イーモウ監(jiān)督は記者會見で、自分の作品の中で體現(xiàn)された「中國式ロマン」について、「人の感情はすべて共通している。それを土臺に人物像を作り物語を構(gòu)成することで、（映畫作品は）観客の心を打ち、人々の共感を呼ぶことができる」と述べました。

スタンリー?クワン監(jiān)督は、映畫祭はいかにして若手映畫人にチャンスを作るべきかについて、「映畫祭のベンチャーキャピタル部門は若手監(jiān)督を育成し、若手映畫人にチャンスを提供する重要な部門だ。その規(guī)則が日増しに整備されていくことは、若手映畫人が良い作品を作ることに役立つ」と述べました。

ナダブ?ラピド監(jiān)督も映畫祭が若手監(jiān)督に「プラスの役割」を果たすとの見方を示し、「世界には映畫の仕事に身を投じようとする人が多い。彼らも映畫祭に認(rèn)められ、注目されることが必要だ」と述べました。

タイの短編映畫制作の代表的な監(jiān)督であるピムパカー?トーウィラ監(jiān)督は、「短編映畫は若手監(jiān)督の『専売品』ではない。私自身は毎年、基本的には短編映畫を作り、自分の経験や見方を観客に伝えている」と説明しました。

「自分の愛するものをどのように守るのか」と尋ねられた張頌文氏は、25歳になって北京映畫學(xué)院を受験した自分の経験を踏まえて、若者に愛することを勇敢に追い求めるよう勵(lì)ましました。

チョウ?ドンユィさんは作品と俳優(yōu)の関係については、樹木を例にして「監(jiān)督は木の幹であり、俳優(yōu)は果実だ。各部門、各スタッフがこの木に丹精を込めて水をやり、育ててこそ、多くの人に私たち俳優(yōu)という果実を見てもらうことができる」と説明しました。

今回の天壇賞には、93の國と地域から1488本の作品が寄せられ、15本がノミネートされました。作品賞、監(jiān)督賞など10の賞が設(shè)けられており、29日に行われる閉幕式で発表されます。（提供/CRI）