2014年7月17日、ボイス?オブ?アメリカ中國語版は、中國は経済力や軍事力などのハードパワーの使用により、ソフトパワーによる世界への影響力を臺(tái)無しにしていると報(bào)じた。

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中國メディアは近年、いかにして自身のソフトパワーを運(yùn)用するかというテーマを議論してきた。07年、當(dāng)時(shí)の胡錦濤（フー?ジンタオ）國家主席が、中國はソフトパワーを強(qiáng)化し、脅威のない善良な國際イメージを打ち立てなければならないと提唱した。中國は09年から600億元（約9600億円）規(guī)模の「大宣伝」計(jì)畫をスタートさせ、テレビ局を設(shè)立したり、大規(guī)模なプロパガンダ活動(dòng)を展開し始めた。同時(shí)に、海外で孔子學(xué)院を設(shè)立し、中國語と中國文化の普及を目指した。

しかし、中國は複數(shù)の國との領(lǐng)土問題で、イメージが大きく損なわれることになった。特に最近の南シナ海におけるベトナムとの衝突は、アジアの國々に中國の脅威を深く印象づける結(jié)果となった。

南シナ海には豊富な石油や天然ガス資源が眠り、豊かな漁業(yè)資源が存在しているだけでなく、世界で年間5兆ドル（約500兆円）に達(dá)する海運(yùn)貿(mào)易の主要ルートにもなっている。中國は南シナ海の90％にも及ぶ海域で領(lǐng)有権を主張しているが、ブルネイやマレーシア、フィリピン、ベトナム、臺(tái)灣も同海域の一部の領(lǐng)有権を主張しており、現(xiàn)在も多くの國と爭(zhēng)っている。

また、中國は尖閣列島では日本と、ヒマラヤ山嶺ではインドと爭(zhēng)うなど、経済力と軍事力が高まるにつれて、中國政府の野心と実力に対してアジア各國が抱える不安と懸念は日に日に増している。

中國の習(xí)近平（シー?ジンピン）國家主席は6月28日、インドとの平和共存5原則発表60周年記念 大會(huì)の席上、「中國は平和的臺(tái)頭をし、平和共存を目指し、武力による隣國への干渉を絶対に行わない」と語ったが、この言葉は世界からはまともに受け入れられなかった。

米シンクタンク?戦略國際問題研究所の朝鮮半島問題擔(dān)當(dāng)のヴィクター?チャ主任は、「われわれの研究によると、アジアの多くのエリート層は米國がリーダーとしての役割を継続することを望んでおり、中國の臺(tái)頭に対して一定の懸念を示している」と述べた。また、中國が構(gòu)築を目指してきたソフトパワーの効果については、「現(xiàn)段階では効果を見いだすことは難しい。ソフトパワーは実際のところ、政治的価値や自由、個(gè)人の尊厳などを指し、これらこそが他國を引きつける要素である」と指摘した。（翻訳?編集/HA）