2023年4月28日、中國(guó)メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)は、遼寧省瀋陽(yáng)市で道路沿いの店の看板がすべて「白黒」なストリートが出現(xiàn)して物議を醸していることを報(bào)じた。

記事は、中國(guó)のネット上で先日「瀋陽(yáng)のとある通り沿いの店が白黒の看板で統(tǒng)一されている」という情報(bào)が流れ、微博のトレンドワードにも出現(xiàn)したと説明。通常はカラフルな店構(gòu)えのアイスクリームチェーン「蜜雪冰城」も、この通りの角にある店舗は黒い外壁に白い文字で店名が書かれているとした。

また、ネット上では現(xiàn)地の様子を撮影した動(dòng)畫が複數(shù)拡散しており、通りのすべての店が黒い壁に塗られ、店名が白い文字で統(tǒng)一されていて非常に目を引くと紹介するとともに、ネットユーザーからは「白と黒とは縁起が悪い。これ結(jié)婚衣裝の店とかどうするのだろうか」「観光地で景観づくりのために通りの色調(diào)やデザインを統(tǒng)一することはあるけど、黒地に白文字っていうのは少ない」といった驚きの聲と疑問(wèn)の聲が聞かれたと伝えている。

さらに、明るい色使いを封じられた蜜雪冰城の店員が「周りの店とともに、統(tǒng)一するよう要求されている。具體的な理由は分からない」と回答したことを紹介した。

記事は、この「白黒通り」がある同市大泉區(qū)の行政擔(dān)當(dāng)者が「歴史文化エリアの景観路ということで、沿道の店については黒地の看板にするよう統(tǒng)一規(guī)定されている。昨年にプロジェクトが始まって、今はほぼ形ができた」と語(yǔ)ったことを伝えた。

また、27日夜には同市大東區(qū)共産黨委員會(huì)宣伝部が聲明を発表し、現(xiàn)地で2020年より歴史文化街改造プロジェクトが実施されており、通りの景観には中國(guó)國(guó)內(nèi)の専門家チームによる「新中式」テイストのデザインを統(tǒng)一的に施すことになっていると説明した上で「近頃ネット上で店のデザイン問(wèn)題が取り沙汰されていることについて、ヒアリングを行いながら調(diào)整、最適化を進(jìn)めている。各店舗の特色と、歴史文化街の風(fēng)格の両方を備えた文化的記號(hào)となるデザイン作りに取り組む」との見(jiàn)解を示したことを紹介した。（翻訳?編集/川尻）

pic.twitter.com/na7z1pwgHi

— 中國(guó)動(dòng)畫 (@RC00547555) April 28, 2023