2014年7月17日、シンガポール華字紙?聯(lián)合早報(bào)は、インドのモディ新首相と中國(guó)の習(xí)近平主席がBRICS首脳會(huì)議前夜にブラジルのフォルタレザで80分間の會(huì)談を行ったことを伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

モディ首相は初となった習(xí)近平主席との會(huì)談を「実りある會(huì)談だった」と評(píng)した。インド外務(wù)省は、今回の會(huì)談は両國(guó)がフォルタレザで行った最初の公式活動(dòng)であり、雙方が今回の會(huì)談を極めて重視していたことを表していると述べた。

中印関係の改善は、経済的な面はもちろんのこと、戦略的により重要な意義をもつ。米中は二大経済大國(guó)として、いまだ「新型の大國(guó)関係」の確立を模索している最中であり、日本の安倍首相は中國(guó)との首脳會(huì)談を求めつつ、外交的には積極的に中國(guó)を攻撃する姿勢(shì)を取っている。南西の大國(guó)との関係を改善することが、中國(guó)が東と南東から受けている戦略的圧力を緩和する助けとなることは間違いない。

インドの経済成長(zhǎng)率引き上げ、若者の就業(yè)問(wèn)題を解決したいモディ首相にとって、中國(guó)との関係改善は政策の方針に合致している。前政権と比較して、モディ首相ならびにインド人民黨は高い支持を得ており、長(zhǎng)年にわたって中印を悩ませてきた國(guó)境問(wèn)題を解決し、中國(guó)との外交関係の進(jìn)展を図っていくことができる。中印両國(guó)の経済的相補(bǔ)性は、両國(guó)の指導(dǎo)者が関係を改善するにあたって有利な材料として働くことになるだろう。経済成長(zhǎng)を加速させたいモディ首相は、國(guó)內(nèi)のインフラの強(qiáng)化や市場(chǎng)開(kāi)放による外資の引き入れを喫緊の課題としている。

モディ首相は習(xí)主席との會(huì)談後、中國(guó)企業(yè)によるインドのインフラへの投資の増加を希望し、インドに工業(yè)園區(qū)を設(shè)置し、中國(guó)の製造業(yè)の成功経験を共有させてほしいと述べた。輸出主導(dǎo)から內(nèi)需主導(dǎo)型へと経済モデルを変化させたい中國(guó)は、建築業(yè)をはじめとする過(guò)剰な生産力を輸出することができる。また、高い水準(zhǔn)にあるインドのITサービス業(yè)は、日増しに高まる中國(guó)での需要を満たすことになるとみられている。（翻訳?編集/岡本悠馬）