2023年5月3日、ラジオ?フリー?アジアの中國語版サイトは、半導體産業(yè)の低迷によって中國では2年間で1萬社近い半導體関連企業(yè)が倒産したと報じた。

記事は、中國のハイテク系メディアOFweek維科網が先日発表したデータとして、今年1?3月に世界の半導體企業(yè)トップ10のうち9社が減益または赤字転落となり、インテルは四半期で過去最大となる28億ドル（約3700億円）の赤字、サムスン電子も前年同期比96％の減益となったことを紹介。世界的な半導體業(yè)界の景気低迷は中國にも及んでおり、コンシューマーエレクトロニクス向け半導體メーカーが軒並み大幅な減収減益にさいなまれていると伝えた。

また、中國の半導體業(yè)界はこの2年間不景気が続いており、21年には関連企業(yè)3420社、22年には前年より68％多い5764社が登記取り消しに追いやられ、特に昨年9?12月には1日平均15社以上が會社を畳んだとしている。

その上で、半導體関連企業(yè)の閉鎖、倒産が相次いでいる要因について、世界の半導體業(yè)界サイクルが低迷期に入りつつあること、米國による対中半導體輸出規(guī)制の継続、コンシューマーエレクトロニクス市場の需要低迷、世界的な経済成長鈍化といった點を挙げた。

記事は一方で、中國の汎用半導體設備部品メーカーは中國政府による國産品奨勵政策によって成長を続けており、中國の半導體設備のリーディングカンパニーである北方華創(chuàng)の今年1?3月期の営業(yè)収入が前年同期比81．26％増、中微公司も同28．86％増となったことを伝えている。（翻訳?編集/川尻）