2023年5月5日、中國(guó)?環(huán)球時(shí)報(bào)は、岸田文雄首相による韓國(guó)訪問(wèn)を前に同國(guó)內(nèi)では市民団體による抗議集會(huì)の動(dòng)きが出ていると報(bào)じた。

記事は、韓國(guó)の尹錫悅（ユン?ソンニョル）大統(tǒng)領(lǐng)が3月に日本を訪問(wèn)したのに続き、岸田首相が今月7日に韓國(guó)を訪問(wèn)する予定となっており、両國(guó)間で12年ぶりに首脳によるシャトル外交が復(fù)活すると紹介する一方で、韓國(guó)國(guó)內(nèi)では「日本に対する屈辱外交」との批判が根強(qiáng)いと伝えた。

そして、複數(shù)の市民団體メンバーや野黨議員が4日に國(guó)會(huì)前で記者會(huì)見(jiàn)を開(kāi)き、岸田首相に対して第2次世界大戦中のいわゆる「徴用工」問(wèn)題への謝罪と反省、日本の戦犯企業(yè)による賠償義務(wù)の履行、日本政府による竹島（韓國(guó)名は獨(dú)島）に関する主張の停止、福島第1原発の汚染処理水海洋放出中止を求めたほか、尹政権に対しても「急ごしらえの日韓首脳會(huì)談に國(guó)民は深く憂(yōu)慮している。政府は日本に対する屈辱外交を止めよ」と訴えたことを紹介。さらに、6日夜にソウルで岸田首相の訪韓に反対するろうそく集會(huì)を行うこと、7日の日韓首脳會(huì)談當(dāng)日にも大統(tǒng)領(lǐng)府で抗議集會(huì)を行うことを表明したとしている。

記事はまた、岸田首相が今回の訪韓で歴史問(wèn)題について謝罪するかが日韓両國(guó)メディアの注目點(diǎn)になっているとし、韓國(guó)メディアからはシャトル外交を継続するためには「徴用工」賠償など歴史問(wèn)題に対する岸田首相の積極的な姿勢(shì)の表明が不可欠との見(jiàn)方が、日本メディアからは1998年10月の日韓共同宣言からさらに踏み込んだ、謝罪や反省といった言葉を含んだ意思表明が行われるかどうかがポイントとの見(jiàn)方が出ていることを伝えた。（翻訳?編集/川尻）