2023年5月8日、獨(dú)國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、新型コロナ禍後に海外の不動(dòng)産を購入する中國人が増えていると報(bào)じた。

記事は、昨年末に中國政府が厳しいコロナ感染対策規(guī)制を撤廃し、今年に入って海外渡航を許可して以降に中國人によるタイやシンガポール、オーストラリアなどの不動(dòng)産購入が相次いでいることについて、中國國內(nèi)の不動(dòng)産や人民元に対する信頼低下に加え、中國當(dāng)局の稅制改正や「共同富?！拐撙猡ⅳ盲坪Ｍ猡尾粍?dòng)産に対する注目が高まっているとの分析を紹介。東南アジア諸國の不動(dòng)産価格が中國の地方都市よりも安いことから、物件探しを兼ねてタイなどを旅行する中國人観光客が増えているという広東省深セン市の海外不動(dòng)産販売関係者の話を伝えた。

また、タイの不動(dòng)産協(xié)會(huì)會(huì)長が英ロイターに対して、バンコクなどの大都市や北部のチェンマイ、東海岸のパタヤなどが中國人に人気となっており、現(xiàn)地の不動(dòng)産を購入した中國人が子どもをインターナショナルスクールに通わせ、その後両親をタイに住まわせて孫の世話をさせる傾向がみられると語ったとし、バンコクにある「シンガポールインターナショナルスクール」では現(xiàn)在の中國人児童?生徒の割合がコロナ禍前の19年の6％から12?13％にまで上昇していることを紹介した。

その上で、タイの不動(dòng)産業(yè)界関係者が「これまで中國人は投資目的でタイの不動(dòng)産を購入していたが、コロナ禍後は自ら住むために高級(jí)マンションを買うケースが大半になった」と指摘し、上海からタイに移住した男性が「タイで家を買って生活するのが夢だった。タイには制限が少ない。國の出入りも旅行も自由だし、社會(huì)や生活の自由もある。自由はとても大切だ」と語ったことを伝えている。

記事はさらに、シンガポールへの移住コンサルティングを行う會(huì)計(jì)事務(wù)所理事がコロナ発生後に中國人の顧客が増えたことを明らかにするとともに「コロナやロックダウンが、人々に將來のことを考える時(shí)間を與えたようだ」と述べたことを伝えた。（翻訳?編集/川尻）