人気俳優(yōu)シャオ?ジャン（肖戦）の銀幕デビュー作が、アクション映畫の巨匠ツイ?ハーク（徐克）監(jiān)督が手掛ける武俠映畫「射鵰英雄伝：俠之大者」と伝えられ、中國(guó)のネットで話題沸騰する中、若手スターたちの映畫での活躍ぶりが注目を集めている。

ドラマだけでなく映畫でも存在感を放つチュー?イーロン（朱一龍）とワン?イーボー（王一博）、アイドルからいきなり映畫デビューを果たしたイー?ヤンチェンシー（易烊千璽）、そしていよいよ映畫界に毆り込むシャオ?ジャンなど、いま中國(guó)で最もホットなイケメン俳優(yōu)と名監(jiān)督のコラボで映畫界をけん引する動(dòng)きが活発化している。

チュー?イーロンは、2021年に劇場(chǎng)公開されたアクション映畫「クラウディ?マウンテン（原題：峰爆）」に続き、翌年の「星明かりを見上げれば（原題：人生大事）」でも主演を務(wù)め、今年は「河辺的錯(cuò)誤」（ONLY THE RIVER FLOWS）で第76回カンヌ國(guó)際映畫祭の「ある視點(diǎn)」部門に登場(chǎng)することが決まり、銀幕に存在感を焼き付けている。次はチェン?カイコー（陳凱歌）監(jiān)督による、朝鮮戦爭(zhēng)での激戦を描く最新作「志愿軍：雄兵出撃」の主演に抜てきされ、ますますの活躍が期待されている。

ワン?イーボーは、今年の春節(jié)期間中に上映されたスパイ映畫「無(wú)名」で名のない葉秘書を好演し、9億3100萬(wàn)元（約181億4000萬(wàn)円）の興行収入に貢獻(xiàn)。メーデー連休に公開された「長(zhǎng)空之王」に続き、7月には「熱烈」の上映を控えており、さらにチェン?アル（程耳）監(jiān)督と映畫「人魚」で再タッグすることも決まり、注目必至の銀幕スターとして関心を集めている。

イー?ヤンチェンシーは、第39回香港電影金像奨など、中華圏の映畫賞を総なめにしたデビュー作「少年の君（原題：少年的你）」（19年）に続き、中國(guó)映畫市場(chǎng)における歴代最高ヒット作となった「1950 鋼の第7中隊(duì)（原題：長(zhǎng)津湖）」と「1950 水門橋決戦（原題：長(zhǎng)津湖之水門橋）」の2作品に連続出演し、合わせて87億4000萬(wàn)元（約1703億3000萬(wàn)円）の興行収入に貢獻(xiàn)。チャン?イーモウ（張蕓謀）監(jiān)督の「満江紅」を合わせて、わずか5作品で累計(jì)興行収入150億元（約2920億円）を達(dá)成し、若手実力派俳優(yōu)として圧倒的な存在感を放っている。

直近になっていよいよ映畫進(jìn)出が決まったシャオ?ジャンは、いきなり名作、名監(jiān)督、大手制作會(huì)社という豪華仕様でのデビューを果たしている。武俠映畫史に殘る「蜀山奇傅 天空の剣」（1983年）、「スウォーズマン 剣士列伝」（90年）、「スウォーズマン 女神伝説の章」（92年）、「ドラゴン?イン/新龍門客棧」（92年）、「青蛇転生」（93年）、「ワンス?アポン?ア?タイム?イン?チャイナ」（92年～）など、數(shù)えきれない傑作を手掛けた監(jiān)督とのタッグで、どのような武俠名作を生み出すのか。銀幕デビューは成功するのか。期待の聲が殺到している。（編集/RR）