2014年7月17日、米紙ニューヨーク?タイムズはシンガポール國立大學(xué)リー?クァンユー公共政策大學(xué)院のキショール?マブバニ院長の署名記事「中國のハト派を助けよ」を掲載した。18日付で環(huán)球時報が伝えた。

【その他の寫真】

「中國は拡張主義的な軍事大國である」。今やこうした見方は通説のようになってしまったが、実際は異なる。中國は巨大で複雑な社會なのだ。私は最近、北京を訪問して中國高官の間にハト派路線とタカ派路線の対立があることを知った。

タカ派は強大化した國力を背景にかつての屈辱を晴らすべきだ、東シナ海や南シナ海の権益を守るべきだと主張する。一方、ハト派は強硬路線で各國の反中感情に火をつけるのは得策ではないと考え、トウ小平が唱えた韜光養(yǎng)晦戦略（自らの実力を隠しておくこと）に戻るべきだと考えている。高成長が続くなか、時間は中國の味方であり焦る必要はないという考えだ。

目下の緊張を緩和するためには、國際社會にとってはハト派路線が望ましい。そうである以上、國際社會はハト派を支援する方法はないか考えるべきではないだろうか。（翻訳?編集/KT）