2023年5月12日、中國メディアの観察者網(wǎng)は、バスケットボールの元NBAトップ選手が臺(tái)灣について「國」と発言したとする騒動(dòng)が起こり、本人が釈明したことを報(bào)じた。

記事は、元NBAトップ選手で現(xiàn)在臺(tái)灣バスケットボールリーグの登園レオパーズに所屬するドワイト?ハワードが先日、臺(tái)灣當(dāng)局の宣伝動(dòng)畫に出演した際に臺(tái)灣を「國」（country）と発言して中國本土のネット上で物議を醸し、中國版ツイッター微博で「ハワードは臺(tái)獨(dú)（臺(tái)灣獨(dú)立主義者）」がトレンドワードランキング1位になったほか、ネットユーザーから「謝罪せよ」との聲が殺到したと紹介した。

記事が紹介したのは、臺(tái)灣の蔡英文（ツァイ?インウェン）総統(tǒng)が會(huì)長(zhǎng)を務(wù)める非政府組織「中華文化総會(huì)」が企畫する「総統(tǒng)府に1泊しよう」キャンペーンのPR動(dòng)畫。世界から10組の外國人観光客を招いて総統(tǒng)府に宿泊してもらうというもので、10日に公開されたPR動(dòng)畫のなかでハワードは「臺(tái)灣にやってきて、この『country』に対する認(rèn)識(shí)がすっかり変わった」とコメントしている。また、頼清徳（ライ?チンダー）副総統(tǒng)に「本當(dāng)に総統(tǒng)府に泊まれるのかい？」と聞くと、頼副総統(tǒng)が「もちろん。臺(tái)灣は自由の『country』だから」と回答するシーンもある。

記事は、動(dòng)畫が公開され中國本土で物議を醸した後の12日に臺(tái)灣の小學(xué)校で行われたイベントに參加したハワードが「PR動(dòng)畫は誰かを傷つけることを意図したものではなく、（傷つけてしまったのであれば）謝罪する」とコメントする一方で、問題となった「country」発言については「必ずしも『國』を指す言葉ではない」と釈明したことを紹介。中國本土で「炎上」?fàn)顟B(tài)になっていることを問われると「自分は政治家ではない。政治に関する話はしたくない。ただ、言論の自由はある。他人を傷つけてしまったことについては謝りたい」と述べたことを伝えている。（翻訳?編集/川尻）

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