2023年5月14日、獨(dú)國(guó)際放送局ドイチェ?ヴェレの中國(guó)語(yǔ)版サイトは、中國(guó)による歐州への全體的な投資額が減る一方で、バッテリー産業(yè)への投資は逆に激増していると報(bào)じた。

記事は、ベルリンのメルカトル中國(guó)研究所（MERCIS）が9日に発表した報(bào)告書で、昨年1年間の中國(guó)による対歐州連合（EU）投資総額が前年比22％減の79億ユーロ（約11兆6000億円）だったと紹介。投資額の4分の3は自動(dòng)車や消費(fèi)財(cái)分野への投資であり、特に大型の投資プロジェクトは電気自動(dòng)車（EV）用のバッテリー製造拠點(diǎn)を建設(shè)するいわゆるグリーンフィールド投資に集中し、その額は45億ユーロ（約6600億円）に上ったとした。一方で、これまで中國(guó)による対歐州投資の筆頭格だった企業(yè)買収のための投資額は34億ユーロ（約5000億円）まで減少して、11年以降で最低の水準(zhǔn)になったと伝えている。

その上で、寧徳時(shí)代、遠(yuǎn)景動(dòng)力、蜂巣能源といった中國(guó)のバッテリー大手企業(yè)がドイツ、フランス、ハンガリーといったEU加盟國(guó)や英國(guó)で次々と生産拠點(diǎn)の建設(shè)プロジェクトを立ち上げていることを紹介するとともに、同研究所のシニアエコノミストであるマックス?ツェングレイン氏が「中國(guó)がEV分野の競(jìng)爭(zhēng)力をさらに強(qiáng)めていることが、投資モデルの変化にもはっきり現(xiàn)れている。センシティブなインフラや技術(shù)の分野に比べて、グリーンフィールド投資は當(dāng)局の規(guī)制も厳しくない」と語(yǔ)り、経済情報(bào)會(huì)社ローディウム?グループのアガサ?クラッツ氏も「中國(guó)は歐州のEVバリューチェーンに膨大な資金を注ぎ込み、すでに現(xiàn)地のエネルギー転換の重要な參加者になっている」との見方を示したことを伝えた。（翻訳?編集/川尻）