2023年5月13日、獨(dú)國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは「中國による侵攻に対し、臺(tái)灣にはどれだけの備えがあるのか」と題した文章を掲載した。

文章は、米紙ワシントン?ポストが先日、21歳の米空軍兵士が4月にリークした內(nèi)部文書の中で、臺(tái)灣政府関係者が自身の防空システムについて「中國からやってくるミサイルを正確に探査できるのか」との疑問を持つとともに、臺(tái)灣の軍機(jī)の任務(wù)遂行能力にも懸念を抱いていること、臺(tái)灣の戦闘機(jī)を安全な地點(diǎn)に移動(dòng)するために少なくとも1週間かかってしまうため、中國のミサイル攻撃の標(biāo)的にされる可能性があることが指摘されていたと報(bào)じたことを紹介。臺(tái)灣國防部はこの報(bào)道を否定し、一部のアナリストもリーク文書が臺(tái)灣の強(qiáng)大なミサイル防御能力を低く評(píng)価しているとの見方を示したと伝えた。

そして、中國と臺(tái)灣の空軍では規(guī)模の面で非常に大きな差があり、しばしば臺(tái)灣の防空能力に対する懸念や疑問が取り沙汰されるとする一方で、臺(tái)灣國防安全研究院の蘇紫雲(yún)（スー?ズーユン）研究員が「短距離ミサイルしか持っていないウクライナが優(yōu)れた防空能力を発揮している。臺(tái)灣には遠(yuǎn)距離、中距離、短距離のミサイルがそろっており、防空體制に問題はないと信じている」と語ったことを紹介するとともに、臺(tái)灣では現(xiàn)在6種類の射程の異なるミサイルがあり、打撃用のミサイル開発にもすでに乗り出しているとする米戦略國際問題研究所（CSIS）の報(bào)告を伝えている。

また、英國際戦略研究所（IISS）が今年2月に発表した文章では、中國軍が軍機(jī)600機(jī)余りからなる19の前線作戦部隊(duì)を持ち、J-20などの戦闘機(jī)の年産ペースが急速に上がっていることが指摘されたとした上で、元米國防総省職員の胡振東（トニー?フー）氏も中國軍がJ-35ステルス戦闘機(jī)を始めとする新型戦闘機(jī)の開発で成果を得たと語る一方で「大量の戦闘機(jī)製造で進(jìn)展があっても、臺(tái)灣の現(xiàn)狀を覆すには不十分。臺(tái)灣には米國からの飛行機(jī)やシステム、作戦能力の支援を受けているからだ」と述べたことを紹介した。

文章はさらに、胡氏が中國軍による臺(tái)灣周辺での軍事行動(dòng)活発化について「臺(tái)灣の人びとに『失敗主義』の観念を植え付けようとするとともに、臺(tái)灣の防空の準(zhǔn)備狀態(tài)や能力に影響を與えようとしている」と述べ、中臺(tái)衝突のリスクが日増しに高まる中で「臺(tái)灣は中國の行動(dòng)への対処プランを制定するだけでなく、戦爭(zhēng)に向けた十分な物資の備蓄を進(jìn)めるべきだ」との考えを示したと伝えている。（翻訳?編集/川尻）