中國(guó)?湖南省益陽(yáng)市の7階建て団地の5階部分から男児と女児（いずれも6歳未満）が転落し、死亡する事故があった。中國(guó)メディアの極目新聞が伝えた。

報(bào)道によると、事故があったのは12日午後6時(shí)50分ごろ。監(jiān)視カメラの映像には、駐車場(chǎng)を通りかかった人が異変に気付いて建物を見(jiàn)上げ、避けるようにその場(chǎng)を離れた直後に、大きな音とともに窓に設(shè)置された防護(hù)柵ごと男児と女児が地面に落下してくる様子が映っていた。女児はその場(chǎng)で死亡し、男児も搬送先の病院で死亡が確認(rèn)されたという。

中國(guó)の住宅では一般的に、防犯や安全を目的として窓全體を覆うように防護(hù)柵が設(shè)置されている。家族によると、事故當(dāng)時(shí)2人は防護(hù)柵の上に立っていた。家には別の子ども2人と大人4人がおり、窓の近くに大人2人がいたというが、防護(hù)柵ごと落下するとは「想像できなかった」という。

防護(hù)柵は設(shè)置から7～8年で、家族は金額が高く質(zhì)の良いものを選んでいた。業(yè)者は20年間の品質(zhì)保証をうたっていたが、男児と女児の體重は合わせても25キロほどで、家族は施工に問(wèn)題があったのではと疑念を抱いている。

記事によると、団地內(nèi)の多くの住人は、子どもが防護(hù)柵で遊んだ経験があると語(yǔ)った。団地の住人の黃（ホアン）さんは、孫娘と部屋で遊んでいる時(shí)に大きな音を聞き、階下に降りて現(xiàn)場(chǎng)を目の當(dāng)たりにした。2人が助かるようにと祈ったが通じなかった。事故があった日の翌日は一睡もできなかったといい、「常に子どものそばにいることは難しい」と自分が一緒に暮らす2人の子どもが同じような事故に遭わないか不安になったという。

また、同じく団地の住人の張（ジャン）さん宅の2人の孫も、普段からよく防護(hù)柵に登って遊んでいたという?！缸婴嗓猡郡沥文挲hでは理屈を説明してもきちんと理解して受け入れることは難しい」と語(yǔ)り、事故後すぐに金物店でネジやワイヤーを購(gòu)入し、自ら防護(hù)柵を補(bǔ)強(qiáng)した。張さんは業(yè)者に依頼しなかった理由について、「外部の人の施工では安心できないから」と話している。（翻訳?編集/北田）