中國?北京大學(xué)人文學(xué)苑で13日、日本の歴史発展の軌跡を全面的に整理した「日本通史」の新刊発表會(huì)が江蘇人民出版社、北京大學(xué)の共催で行われた。中國青年報(bào)が14日付で伝えた。

2008年に編集作業(yè)が始まった「日本通史」は全6巻で構(gòu)成され、著名な日本史研究者の王新生（ワン?シンション）北京大教授が監(jiān)修に當(dāng)たった。執(zhí)筆には同大の他、浙江大學(xué)、首都師範(fàn)大學(xué)などの研究者が參加。日本の太古から20世紀(jì)末までの歴史発展の軌跡を全面的に整理し、日本の発展の特徴と民族の特性を示すもので、出席した専門家らはその學(xué)術(shù)的な価値や出版意義に高い評(píng)価を寄せた。

王新生教授によると、文字?jǐn)?shù)が250萬字余りに及ぶ同書は現(xiàn)在の中國で最もボリュームのある日本史研究図書となる。日本の歴史の推移をより全面的に理解してもらうことを期し、文章は敘述をメインとする書き方にした。

同教授は中國のこの約200年の日本史研究の総括だとも紹介しており、同じく北京大の王奇生（ワン?チーション）教授は「『日本通史』の出版は北京大學(xué)の外國史のみならず、中國全體の外國史研究分野にとっても大きな出來事、象徴的な出來事だ」と指摘した。

當(dāng)日、発表會(huì)に出席した日本の國際交流基金北京日本文化センターの野口裕子副所長は、日本を理解したいという人々の願(yuàn)望を同書が満足させることを願(yuàn)い、中國の著名歴史學(xué)者が手掛けた書籍の出版を機(jī)に日本の歴史や日中関係への関心が高まることに期待を寄せたという。（翻訳?編集/野谷）