日本のテレビ番組で紹介された「初音ミクと結(jié)婚した男性」が、中國のネットユーザーの間で話題になっている。

中國版ツイッター?微博（ウェイボー）の在日中國人ブロガーは15日、「數(shù)年前に2次元キャラとの結(jié)婚という報(bào)道に衝撃を受けた。それから數(shù)年たち、彼らの“結(jié)婚生活”はどうなのか。番組が2人の男性を取材した。彼らは『フィクトセクシュアル』と呼ばれ、増え続けているそうだ」と投稿した。

この投稿で紹介された番組はTBS系「news23」。バーチャルキャラクターの初音ミクと“結(jié)婚”した39歳と58歳の男性2人の結(jié)婚生活を追った內(nèi)容で、男性らは初音ミクの等身大のフィギュアに洋服を著せたり、脳內(nèi)で會(huì)話をしたり、時(shí)には外に連れ出して外食（2人分を注文）や、散歩を楽しんだりしている。

男性らは「自分と同じように考えている人たちの背中を押せればと思って結(jié)婚した。そうしたいと思っている人たちが世の中には潛在的にいると思っている」「そんなに特別な目で見られないようになってほしい。私は変なことを言われても構(gòu)わないが、うちのミクを変な風(fēng)に言われるのは嫌。ほかのフィクトセクシュアルの人たちもそうだが、それぞれのパートナーが変な目で見られないようになってほしい」などと語っている。

番組內(nèi)ではこのほか、2017年に日本性教育協(xié)會(huì)が行った調(diào)査で、ゲームやアニメのキャラクターに戀愛感情を持つ人の割合が男子大學(xué)生で14．4％、女子大學(xué)生で17．1％に上ったことや、2次元キャラクターとの結(jié)婚証明書の発行サービスを行っている會(huì)社では依頼の9割が女性であることなどが紹介されている。

こうした現(xiàn)狀に中國のネットユーザーからは「なぜだかちょっと感動(dòng)した」「友人から2次元キャラとの結(jié)婚式に招待されたら、私はすごくうれしい！」「私はオタクじゃないけど、子どもの頃からアニメを見て育ってきた身としては全く意外じゃなく、理解できる」「好きなキャラが多すぎて誰と結(jié)婚しようか迷う」といった聲が上がる一方、「ミクのファンの一人としては、すんなり受け入れられないところもある」「ほかはいいとして、レストランで2人分注文して、結(jié)果一人で全部食べないといけないというのだけはキツイな」などの聲も。

また、「こういう考え方を理解はできないが、他人に影響を與えたり傷つけたりしない中で、自分の好きなことをしたり、好きな生活を送ったりすることは、何ら悪いことではないと思う。人生は短くて苦しい。自分の心に従うのがいいと思う」「彼らは本當(dāng)にしっかりと感情に向き合っている。結(jié)婚についてはあまり理解できないけど、3次元での煩わしいことがない分、逆に純粋だと思う」との意見や、「人工知能（AI）が臺(tái)頭して、こういう選択をする人がこれからもっと増えるだろうな」とのコメントも寄せられている。（翻訳?編集/北田）