2023年5月16日、香港英字紙「サウス?チャイナ?モーニング?ポスト」は、建設(shè)が予定されているタイ?中國高速鉄道について、タイ側(cè)で自主的に高速鉄道網(wǎng)を構(gòu)築できるよう、中國側(cè)から高速鉄道に関する技術(shù)供與を行うことで合意したと伝えた。

記事は初めにタイ?中國高速鉄道について、「中國とタイの両國間では現(xiàn)在全長873キロにわたる高速鉄道の建設(shè)を進めている。將來的に中國?昆明とタイ?バンコクを結(jié)ぶタイ?中國高速鉄道は、両國共同で実施する『一帯一路』の象徴的な工事として重要な意味を持つ」「チェンマイやナコーンラーチャシーマーなどタイ國內(nèi)の各都市や、中國ラオス鉄道など、東南アジア諸國の鉄道網(wǎng)とも相互乗り入れを計畫しているこの路線は、貨物輸送をより速く、より効率化するだけでなく、観光業(yè)にとっても多くのビジネスチャンスを生み、タイと中國の間の貿(mào)易を促進するのに加えて、中國と東南アジアをリンクする鍵となるだろう」と紹介した。

記事は続いて「タイ?中國高速鉄道での深い協(xié)力を通じて、タイ側(cè)は高速鉄道を自主的に設(shè)計、建造したい願望が強くなったため、中國側(cè)から線路やトンネル、駅の設(shè)計や照明、信號システムの設(shè)計等を含めた11項目の領(lǐng)域で、訓(xùn)練や研修會などの形で技術(shù)供與を受けることで合意した?，F(xiàn)在特許技術(shù)などの権利関係の扱いについて詳細を詰めている」「ほかにもタイ側(cè)は、コスト面での優(yōu)位性と既存の鉄道インフラとより良い互換性を?qū)g現(xiàn)するため、中國高速鉄道の線路を標準仕様とすることで合意した」と伝えた。

記事は最後に、今年4月13日に國際旅客鉄道として正式開通した「中國ラオス鉄道」の利用客がすでに約1萬3000人に達したことを受け、タイ?中國高速鉄道の建設(shè)にも追い風(fēng)が吹いていることを紹介。第1期工事のバンコクとナコーンラーチャシーマー間では施工契約14件中、1件が完了、10件が施工中のほか、第2期工事のナコーンラーチャシーマーとノーンカーイ間の著工予定が前倒しで來年に変更になったという。また、バンコクとノーンカーイ間の路線が開通すると、現(xiàn)在11時間かかっている運行時間が3時間15分に短縮されるという。（翻訳?編集/原邦之）