2023年5月16日、中國のポータルサイト?百度（バイドゥ）に、「『鬼滅の刃』なぜ炭治郎は上弦の陸を倒したのに柱になれないのか」と題する文章が掲載された。（※本文章はネタバレを含みます）

現(xiàn)在放送中のテレビアニメ「鬼滅の刃」は吾峠呼世晴氏の漫畫が原作。主人公の竈門炭治郎が、鬼にされた妹?禰豆子を人間に戻すために「鬼殺隊(duì)」に入隊(duì)し、仲間と共に鬼と闘う姿を描く。

最初に文章は、「『鬼滅の刃』における鬼殺隊(duì)の昇級(jí)の設(shè)定について、多くのファンはあまり詳しくないだろう」と前置きし、「結(jié)局多くの視聴者は炭治郎とその同期4人が成長し、柱になることを望んでいるはずだ。実際、遊郭編では炭治郎は上弦の陸（ろく）の一人、妓夫太郎を倒したが柱になることはなかった。その理由について簡(jiǎn)単な分析と説明をしよう」と述べた。

アニメ最新話については、「炭治郎は持ち前の謙虛さから、鬼の中で上から4番目の強(qiáng)さである上弦の肆（し）?半天狗との戦闘で、その討伐を不死川玄彌に譲ろうとした。炭治郎は玄彌の柱になりたいという夢(mèng)をかなえさせてやりたかったのだが、このことにあれこれ言う人が出てくるのは避けられない」と考察した。その上で、「遊郭編で上弦の陸は、厳密にいうと炭治郎が討伐していた。しかしなぜ、刀鍛冶の里編になっても、炭治郎は一般の鬼殺隊(duì)員として扱われ、柱の地位に昇格しなかったのか」と疑問を提起し、「この疑問への答えは簡(jiǎn)単だ」と述べた。

そして、「柱になるための條件は個(gè)人の戦績(jī)を主とし、50體の鬼を倒すこと、あるいは、下弦を含めた十二鬼月の內(nèi)の1體を倒すことである」とし、「上弦の陸の討伐はチームワークで成し遂げたと言ってもよい。これは音柱である宇髄天元の功績(jī)が最も大きく、彼により成すべきことが全て成し遂げられた。炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助の3人組は戦闘で主に補(bǔ)助を務(wù)めたため、彼らではなく音柱の功績(jī)とみなされた。さらに手柄はそれぞれの隊(duì)員に分けられたので、炭治郎の昇進(jìn)速度も遅くなった」と分析した。

また、文章は原作である漫畫版にも言及?！笇g際、最後まで炭治郎が柱になるのを目にすることはなかった。漫畫の後半ではページ數(shù)が大幅に短縮され、戦闘頻度は急上昇する。一気に3體の上弦の鬼たちと、それらを従えた黒幕?鬼舞辻無慘と直接対決することになり、決著がつけられた」とした上で、「鬼の存在しない世界では鬼殺隊(duì)の存在意義も自然となくなり、柱かどうかは問題ではなくなった。そして最終的に、鬼殺隊(duì)の制度やチームも全てなくなったのだ」と考察した。

炭治郎による鬼舞辻無慘討伐への功績(jī)については、「お館様こと産屋敷耀哉の承認(rèn)を得たので、炭治郎には大金が送られた。何もせずとも飲み食いするのには十分で、想像もつかない程に桁が違っていた。炭治郎は事実上、柱相當(dāng)の実力であることが暗黙のうちに認(rèn)められた」とし、「加えて、炭治郎は響凱を討伐した際、柱相當(dāng)の実力を持っていたと言えるが、殘念ながら響凱はその時(shí)すでに十二鬼月から外されていた。もちろん、炭治郎の実力は厳密には、刀鍛冶の里編の後半になってから、大正時(shí)代の柱の平均的な戦闘力に到達(dá)したと言える」と締めくくった。（翻訳?編集/柳朱音）