中國が大型クルーズ船を自主開発?建造、船名は「魔都」で日本路線などに來年就航

Record China    2023年5月22日(月) 7時(shí)10分

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外高橋造船建造が手掛ける大型クルーズ船の船名が「愛達(dá)?魔都」と発表された(通稱は「魔都」)。7月15日に試験航海を開始し、來年には上海-日本路線などに就航する。

中國船舶工業(yè)集団傘下の外高橋造船建造が手掛ける大型クルーズ船の船名が19日に発表された。中國語名は「愛達(dá)?魔都」(以下、「魔都」)で、英語名は「Adora Magic City(アドーラ?マジック?シティー)」。同船は7月15日に試験航海を開始する予定だ。中國が大型クルーズ船を自主開発したのは初めて。

「魔都」の名は、上海で設(shè)計(jì)され上海で建造されたことを示す。全長は323.6メートル、総トン數(shù)は13.55萬トンで、乗客5246人を乗せることができる。24デッキが設(shè)けられ、うち14デッキ分が宿泊施設(shè)とレジャー施設(shè)に割り當(dāng)てられている。共用スペースは4萬平方メートルを超え、レストラン、劇場(chǎng)、ショッピングエリア、ウォーターパーク、スポーツジム、バスケットボールコートなどが設(shè)けられる。

上海市政府文化旅行局と、「魔都」を運(yùn)用する中船郵輪科技発展(中船クルーズ)は同日、戦略的提攜協(xié)定を締結(jié)した。雙方は、さまざまな創(chuàng)意工夫により、上海のクルーズ文化旅行の新たな狀況を作り出していく考えだ。

中船クルーズ科技発展の中國共産黨書記の楊國兵書記は、「國産の大型クルーズ船の誕生は重大な意義がある。中國が大型クルーズ船の設(shè)計(jì)と建造能力を持つ數(shù)少ない國の一つになったことを告げるものだ」と述べた。

「魔都」の船體構(gòu)造と主要機(jī)器に関する作業(yè)はすでに終わり、現(xiàn)在は內(nèi)裝や設(shè)備の調(diào)整を行っている。計(jì)畫では7月15日に初の試験航海を始め、今年末に引き渡される。來年からは上海を母港とする國際線に就航し、上海と日本や東南アジアの航路を運(yùn)航する。將來的には海上シルクロードの中?長航路を追加していく考えだ。

楊書記はクルーズ船の特徴として、各船の獨(dú)自色が必要であり、蕓術(shù)的な設(shè)計(jì)や工學(xué)上の設(shè)計(jì)を完全に結(jié)び付けねばならないと説明した。観光客に良質(zhì)な體験をもたらすことと航海機(jī)能のバランスが重要であるために、大型クルーズ船の建造は、一國の工業(yè)デザインの最高水準(zhǔn)を示すという。楊書記は、これらは「中國の船舶設(shè)計(jì)分野の弱點(diǎn)だった」と紹介した。

楊書記は「魔都」の運(yùn)営にいついて「乗客と乗組員は計(jì)6500人を超える。そのため、クルーズ船は海の移動(dòng)都市とも呼ばれている。運(yùn)営チームは都市の管理者であり、『クルーズ船が旅の目的地』という特別な體験を作り上げるために全力を盡くす必要がある。飲食、ホテル、海事、ITなどの分野でレベルアップせねばならない」と説明した。

また、大型クルーズ船の建造には巨額の費(fèi)用が必要であり、造船會(huì)社に大きな負(fù)擔(dān)をもたらす。中國船舶年報(bào)によると、外高橋造船の2022年の利益総額は、主に建造中の船舶建造契約で損失が発生して減損処理を計(jì)上したため、27億9600萬元(約550億円)の赤字だった。

しかし証券アナリストからは、「今回の外高橋造船の減損計(jì)上は大型クルーズ船の建造を織り込んでいた。(親會(huì)社である上場(chǎng)會(huì)社の)中國船舶工業(yè)集団の株価の下押し要因はすべて解消された」との指摘が出ている。(翻訳?編集/如月隼人

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報(bào)道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個(gè)人の見解であり、RecordChinaの立場(chǎng)を代表するものではありません。

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