獨(dú)メディアのドイチェ?ヴェレ（中國(guó)語(yǔ)版）は28日、「ドイツと韓國(guó)はなぜ軍事情報(bào)を共有しようとするのか」との記事を掲載した。

記事は、ドイツのショルツ首相が今月21日に韓國(guó)を訪(fǎng)れ尹錫悅（ユン?ソンニョル）大統(tǒng)領(lǐng)と會(huì)談したことを挙げ、「最も注目されるのはドイツと韓國(guó)の軍事情報(bào)共有と両國(guó)の國(guó)防産業(yè)サプライチェーンの簡(jiǎn)素化（を推進(jìn)すること）への合意だ」と説明。広島で開(kāi)かれた主要7カ國(guó)（G7）サミットと韓獨(dú)首脳會(huì)談の主要なテーマはウクライナ問(wèn)題だったが、中國(guó)が再び重要な話(huà)題に浮上したとし、アナリストからは、両國(guó)の協(xié)力は中國(guó)の影響力に対応するためとの見(jiàn)方が出ていると伝えた。

そして、「中國(guó)は南シナ海の係爭(zhēng)中の島々を一方的に占領(lǐng)しており、東シナ海では日本と対立、インドとの國(guó)境紛爭(zhēng)も抱えている」とし、「ドイツは近年、インド太平洋地域での役割を強(qiáng)化しており、2021年にはドイツの軍艦が同地域を橫斷し、他國(guó)の海軍と一連の演習(xí)を?qū)g施したほか、最近では戦闘機(jī)を合同演習(xí)に派遣している」と指摘。米トロイ大學(xué)ソウル校のダン?ピンクストン教授が「中國(guó)の拡張主義的な政策が、こうした（獨(dú)韓のような）協(xié)力を強(qiáng)める一因になっている。韓國(guó)軍は北大西洋條約機(jī)構(gòu)（NATO）や他の安全保障上の懸念を共有する國(guó)々と軍事演習(xí)を行うことが予想される」と述べたことを紹介した。

記事はまた、韓國(guó)は先進(jìn)的な兵器システムを歐州に輸出しているとし、昨年、NATO加盟國(guó)であるポーランドと推定150億ユーロに上る大型契約を締結(jié)し、主力のK-2戦車(chē)980臺(tái)、K-9自走砲648門(mén)、FA-50軽攻撃機(jī)（48機(jī)）などを販売することを紹介?！疙n國(guó)としては、ドイツのような歐州の大國(guó)とより緊密な関係を構(gòu)築することで、インド太平洋地域における潛在的なライバルに対する抑止力が強(qiáng)化されることを期待している」と論じた。

さらに、韓國(guó)の元外交官が「韓國(guó)が歐米諸國(guó)とより緊密な関係構(gòu)築を求めているのは明らかにウクライナ戦爭(zhēng)に起因している。この地域ではもちろん中國(guó)が最大の懸念事項(xiàng)だが、同時(shí)に北朝鮮とロシアにも目を光らせておかなければならない」と述べたことも付け加えた。

一方で、記事は「中國(guó)も同盟國(guó)を探している」とし、広島G7サミットが開(kāi)催されたのと同時(shí)期に中央アジア5カ國(guó)とのサミットを開(kāi)催したほか、最近では中東和平の仲介役を擔(dān)っていると説明?！疙n國(guó)はアジアでプレゼンスを高める中國(guó)を無(wú)視することはないだろう」とし、ピンクストン氏の「（韓國(guó)にとって）北朝鮮が最も直接的な軍事的脅威ではあるものの、より重要な狀況は臺(tái)灣海峽、南シナ海、人権やグローバルガバナンスの問(wèn)題。これらはいずれも中國(guó)が関係しており、未來(lái)における挑戦だ」との言葉を紹介した。（翻訳?編集/北田）