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25日、日本華僑報(bào)網(wǎng)は衰退が目立つ日本の溫泉旅館の売卻先として、中國資本が増えていることについて論じた。資料寫真。
2023年5月25日、華字メディアの日本華僑報(bào)網(wǎng)は、少子高齢化による働き手不足や経営者の高齢化、施設(shè)の老朽化などが重なり衰退が目立つ日本の溫泉旅館の売卻先として、中國資本が増えていることについて論じた。
記事は初めに「溫泉大國といえば、日本であることに疑う余地はない。箱根、伊豆、別府などなど、中國人観光客も知っている溫泉郷は枚挙にいとまが無い」としながらも、鬼怒川溫泉の廃墟群や熱海を訪れる観光客數(shù)の減少、新型コロナの流行で経営が悪化し積極的な銀行融資も見込めない上に、今年4月1日から施行された改正民法で相続稅の支払いを逃れるために老朽化した旅館の建物や設(shè)備を後継者が放置しておくこともできなくなり、溫泉郷では宿泊施設(shè)の廃業(yè)や不動(dòng)産の売卻が増えていると紹介した。
次に記事は廃業(yè)が相次ぐ日本の溫泉旅館の売卻先として、中國資本が増えてきていることについて、例を挙げて説明した?!?8歳になる関西の溫泉宿の経営者は働き手不足のため、3年前に旅館を手放すことにした。約5億円で売り出したが、日本國內(nèi)では半値なら買うとの回答が1件しかなかった。売卻先を中國まで広げると5社から問い合わせがあり、買値を5億円から上乗せする業(yè)者もあった」という。また、22年9月には尾崎紅葉の小説「金色夜叉」に登場する「お宮の松」の正面に位置し、吉田茂元首相ら政財(cái)界の要人も愛用していた「つるや旅館」の跡地に、香港に本社を置くグローリー?チャンピオン?エンタープライズ?リミテッドの高級(jí)ホテル「熱海パールスターホテル」が開業(yè)したことにも言及した。
ホテル旅館経営研究所の辻勇自所長によると、高齢となった旅館経営者から海外への売卻依頼とともに、19年ごろから中國系資本からの紹介依頼も急増しており、特に香港に拠點(diǎn)を持つ富裕層からの問い合わせが増えているという。同氏は「今後10年間で溫泉旅館の外國人所有率は4割程度になる」と予想しているという。
続いて記事は「中國資本への売卻に二の足を踏む人も多い」ことについて説明した?!竵唤y(tǒng)文化への執(zhí)著が根強(qiáng)い日本の地方社會(huì)では、溫泉旅館を中國資本へ売卻することを隠す場合も多い。はっきりと購入の意思を示し、うそ偽りない金銭の取引を堂々とやろうという相手がいるのに」「老朽化した施設(shè)は資産価値がないと敬遠(yuǎn)する日本人より、設(shè)備投資を惜しまず旅館経営を引き継いでくれる中國資本を選びたいのが本音だが、中國資本への売卻検討が知られると反中國感情による偏見で批判される可能性があるという。だが修繕費(fèi)も出せないのなら、優(yōu)れたサービスを維持しようにも無力でしかない」「不動(dòng)産を見慣れている中國資本の投資者なら、建物の新舊優(yōu)劣よりも、地理的條件のユニークさや水や土地などの自然資源にこそ価値があると認(rèn)めてくれるはず。市場価格の倍近い高値も出せるという中國資本の財(cái)力は疑いようがないだろう」と述べた。
記事は最後に「溫泉旅館の経営者が日本人でなくなることは、日本人や外國人観光客にはそれほどショッキングなことだろうか?。今や見慣れたチェーン展開しているリゾートのブランドもいわば『外國から來た和尚の読経の方がうまく聞こえる』のと同じで、物珍しさで盲目的に良いと思っているだけかもしれない。ただ彼らが現(xiàn)地の風(fēng)情や住民感情を尊重し、資本を投入して老朽化した設(shè)備を修繕し経営することさえ受け入れるなら、參入するリゾート會(huì)社のブランドや新しい経営者にも、現(xiàn)地の地域社會(huì)にも、観光客にも全て有益なものとなるだろう。長い目で見れば、社會(huì)を構(gòu)成する各層が得をすることで、社會(huì)全體がより安定し平和なものとなるだろう」と論じた。(翻訳?編集/原邦之)
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