2023年5月30日、韓國(guó)?朝鮮ビズは「海外に行く韓國(guó)人旅行客の數(shù)が、韓國(guó)を訪れる外國(guó)人観光客の數(shù)をはるかに上回り、旅行収支の赤字幅が拡大する狀況が続いている」と伝えた。

記事によると、今年1～3月期に海外に行った韓國(guó)人は498萬人で、訪韓観光客數(shù)（約171萬人）の約3倍に達(dá)した。これにより同期間の旅行収支赤字額は32億3500萬ドル（約4522億円）で、19年7～9月期（32億8000萬ドル）後で最大の赤字を記録した。

記事は「旅行収支の赤字幅が拡大したのは、訪韓外國(guó)人観光客より國(guó)內(nèi)の海外旅行客が大きく増えた結(jié)果で、特に日本を訪れる韓國(guó)人が大幅に増加した」としている。今年1～4月に日本を訪れた韓國(guó)人は206萬7700人で、前年同期（1萬6570人）比124倍に増えた。

韓國(guó)銀行は最近、今年の経常収支黒字額を、昨年2月に提示した260億ドルより20億ドル減らし40億ドルと予想した。來年の予想値も480億ドルから450億ドルに下方修正した。予想には、旅行収支の赤字幅が拡大傾向にある點(diǎn)が反映されたという。

コロナ禍による制限が解除されたにもかかわらず韓國(guó)を訪れる観光客が増えない理由としては「中國(guó)の規(guī)制」が挙げられている。今年4月の訪韓外國(guó)人観光客數(shù)は90萬人で、19年4月の半分（55％）程度まで回復(fù)した。國(guó)別では米國(guó)人の回復(fù)率が106％で最も高く、タイ人が77％、ベトナム人が69％で後に続いた。一方、コロナ禍前まで最も多い割合を占めていた中國(guó)人観光客の回復(fù)率は24％にとどまった。中國(guó)は現(xiàn)在も、団體観光許可國(guó)から韓國(guó)を除外している。

専門家は「夏休みシーズンを迎え、海外旅行に行く國(guó)民が訪韓外國(guó)人観光客の數(shù)を大きく上回った場(chǎng)合、旅行収支赤字が深刻化する可能性がある」とし、「旅行収支の赤字を埋めるには中國(guó)人観光客數(shù)を回復(fù)させなければならない」と述べたという。

この記事を見た韓國(guó)のネットユーザーからは「済州島など國(guó)內(nèi)旅行にかかる費(fèi)用が高すぎるから日本や東南アジアに行く。結(jié)局のところ問題は韓國(guó)內(nèi)にある」「コンビニや飲食店に行ってみなよ。韓國(guó)の物価はもはや詐欺」「韓國(guó)の観光地はぼったくりがひどすぎる」「中國(guó)人だけでなく、他の國(guó)の人にとっても観光したくなる良い國(guó)になれるよう改善が必要」などと指摘する聲が上がっている。

その他「大々的な國(guó)內(nèi)旅行奨勵(lì)キャンペーンを行って海外旅行客數(shù)を減らすべき」「中國(guó)をパッシングしたら當(dāng)然、観光収益は減る。実益を重視した外交をしないと」などの聲も見られた。（翻訳?編集/堂本）