2023年5月31日、獨(dú)國(guó)際放送局ドイチェ?ヴェレの中國(guó)語版サイトは、対立を深める中國(guó)とインドがそれぞれ記者を追放する動(dòng)きをみせており、インドには中國(guó)政府系メディアの記者がいなくなったと報(bào)じた。

記事は米紙ウォール?ストリート?ジャーナルが31日に情報(bào)筋の話として、インド政府が5月に新華社と中國(guó)中央テレビの記者各1人のビザ更新を認(rèn)めず、2人がビザ期限切れによりすでに中國(guó)へ帰國(guó)したと報(bào)じたことを紹介。これにより少なくとも1980年代以降で初めて、インド國(guó)內(nèi)に中國(guó)政府系メディアの記者が1人もいなくなったと伝えた。

また、中國(guó)に滯在するインドメディアの記者もほぼ「絶滅」?fàn)顟B(tài)にあり、4月にはインドの大手紙ザ?ヒンドゥーと國(guó)営テレビ局プラサール?バラティの記者計(jì)2人が中國(guó)への再入國(guó)を認(rèn)められなかったと報(bào)じられたほか、ヒンドゥスタン?タイムズの記者も5月に記者証が無効になったと紹介している。

その上で、両國(guó)が互いの記者を排斥する背景として、両國(guó)関係が2020年6月の國(guó)境地域での軍事衝突発生以降緊張していること、米國(guó)を首班として中國(guó)の包囲、けん制を目指す日米豪印戦略対話（クアッド）に積極的に參加していること、インドがデータセキュリティーを理由にショート動(dòng)畫配信アプリのTikTokなど中國(guó)製モバイルアプリ數(shù)十件の使用を禁止していることなどを挙げた。

さらに、今年4月には中國(guó)が中印國(guó)境にあるアルナーチャル?プラデーシュ州（中國(guó)名は蔵南地區(qū)）にある山や川など11カ所の名稱を変更したことに対し、インドが強(qiáng)い不満を示したことも紹介。先週には両國(guó)の係爭(zhēng)地であるカシミール地方で開かれたG20観光ワーキンググループ會(huì)合を中國(guó)がボイコットする事態(tài)も発生したと伝えた。

記事は、米紙ウォール?ストリート?ジャーナルが今回の件について、両國(guó)関係を一層緊迫化させ、核を保有する隣國(guó)同士の交流が減り、先行きが見通せなくなる狀態(tài)を招くと評(píng)したことを紹介している。（翻訳?編集/川尻）