2023年6月9日、上遊新聞は、中國(guó)の海南航空が女性客室乗務(wù)員に対し、基準(zhǔn)體重を10％超えた場(chǎng)合は「直ちに乗務(wù)停止」という規(guī)定を出して物議を醸していることを報(bào)じた。

記事は、同航空の客室部が「プロとしてのイメージのスクリーニングおよび管理に関する提示」という文書を出し、日常業(yè)務(wù)上の要件を示すとともに、女性乗務(wù)員に対して「身長(zhǎng)?110」で算出される標(biāo)準(zhǔn)體重を提示、標(biāo)準(zhǔn)體重を5?10％超えた場(chǎng)合は30日間の自主減量期間を設(shè)け、週単位で體重測(cè)定を?qū)g施するほか、10％を超える體重超過(guò)があった場(chǎng)合は「直ちに乗務(wù)を停止して減量」するよう求め、スタッフが減量計(jì)畫を制定することを規(guī)定したと伝えた。

その上で、中國(guó)交通運(yùn)輸部が18年11月に改定した「民用航空人員體検合格証管理規(guī)則」などには客室乗務(wù)員の體重に関する明確な規(guī)定は存在しないと紹介する一方で、業(yè)界関係者からは「現(xiàn)在國(guó)內(nèi)キャリアで客室乗務(wù)員の體重に対して明確な規(guī)定を設(shè)けているケースはないが、実情では「身長(zhǎng)?110」の標(biāo)準(zhǔn)體重からプラスマイナス10％以內(nèi)に體重をキープするよう求めているとの証言があったとしている。

また、長(zhǎng)年客室乗務(wù)管理に攜わってきたという某大型國(guó)有企業(yè)の女性職員が「もし純粋にビジュアル的な理由でふくよかな體系の客室乗務(wù)員が通常業(yè)務(wù)の権利を奪われるのであれば、それは間違いなく職業(yè)差別であり、労働者である客室乗務(wù)員に対するリスペクトが全くない。今は運(yùn)動(dòng)の習(xí)慣を持つ女性も多く、筋肉がついていれば標(biāo)準(zhǔn)體重は簡(jiǎn)単に超えてしまう」と憤りを示したことを紹介した。

さらに、四川省の弁護(hù)士事務(wù)所に所屬する弁護(hù)士が「會(huì)社の自主的な意思決定は、合法的かつ合理的でなければならないほか、労働組合や労働者の代表と協(xié)議を経る必要がある。法的な根拠がない狀況で労働者の體重を制限し、場(chǎng)合によっては職務(wù)を停止させるというのは間違いなく違法行為。仮に労使紛爭(zhēng)が発生し、司法プロセスを経ることになった場(chǎng)合、航空會(huì)社は仲裁委員會(huì)や裁判所から支持を得られないだろう」との見解を示したことを伝えた。（翻訳?編集/川尻）