Record China 2014年7月23日(水) 22時48分
拡大
22日、放送開始から30年以上が経ち、多くの人々が子供の頃から慣れ親しんだアニメ?ドラえもんが最近、臺灣で議論の的になっている。ドラえもんの暴力シーンはいじめを助長するとし、放送自粛を求める聲が相次いでいるというのだ。資料寫真。
(1 / 2 枚)
2014年7月22日、放送開始から30年以上が経ち、多くの人々が子供の頃から慣れ親しんだアニメ?ドラえもんが最近、臺灣で議論の的になっている。ドラえもんの暴力シーンはいじめを助長するとし、放送自粛を求める聲が相次いでいるというのだ。人民日報海外版が伝えた。
【その他の寫真】
ドラえもんでは、のび太がジャイアン達(dá)にいじめられ、ドラえもんに助けを求める、というのが定番のストーリーとなっている。臺灣メディア?東森新聞網(wǎng)の報道によると、一部の保護(hù)者や教師は、こうしたストーリーが學(xué)校內(nèi)でのいじめを助長するとの見方を示しており、「子供が見るアニメとして適さない」と、臺灣のテレビ局?中華電視公司に対し放送の自粛を求めているという。
▼子供がのび太になってしまう
ある臺灣のネットユーザーはブログで、「ドラえもんを見続けると、子供がのび太のようになってしまうかもしれない」と主張。さらに、ドラえもんの主要キャラクターについても、「のび太は何か問題があるとすぐ泣く、スネ夫はいつも金持ちであることを自慢する、ジャイアンは気に入らないことがあるとすぐ人を毆る。どれも子供達(dá)の理想像とは言えない」と切り捨てている。特にジャイアンとスネ夫のコンビは「學(xué)校の不良グループの縮小版であり、いじめを助長する」と指摘、「夜6時半のゴールデンタイムになぜわざわざこんなアニメを放送しなければいけないのか、理解に苦しむ」としている。
この書き込みは多くのメディアに引用され、賛同の意を示す保護(hù)者も少なくない。高雄市教師組合理事長の董書攸(ドン?シュウヨウ)氏も、「テレビ局側(cè)が注意を促すテロップなどを表示しても意味がない。放送自粛がもっとも実質(zhì)的なやり方だと思う。ドラえもんは大変人気があり、子供達(dá)に與える影響も大きい。いじめのシーンを見続ければ、子供の精神面にマイナス影響が及ぶ恐れがある。とりあえず放送をいったん中止し、いじめのシーンがない回を選び、放送すべき」と語る。
▼今後放送できるのはテレタビーズだけ?
保護(hù)者達(dá)の懸念は、多くのドラえもんファンにとって驚きだったようで、「じゃあ今後放送できるのはテレタビーズ(英國の幼児向けテレビ番組)だけになるのか?」「ニュースも子供に見せるべきではない。見続けたら子供が皆役人になってしまう!」「ドラえもんを見ながら育った世代の人々がどういう感想を持つか知りたいものだ」などのコメントが寄せられている。
ネットユーザー?溫朗東(ウェン?ランドン)氏はこのほどフェイスブックに書き込みを投稿、「『これは子供向け作品』という偏見を捨てて、一度原作を読んでみるべき。そうすれば、子供の世界は大人が想像するより複雑で、大人の理解力は、自分が思っているよりも貧弱ということが分かるだろう」との見方を示した。
ドラえもんは今夏から米國でも放送が始まるという。米國版では、肥満につながる恐れがあるため、ドラえもんがどら焼きを大量に頬張るといったシーンが放送基準(zhǔn)に基づきカットされるが、ジャイアンの臺詞やキャラクターを変えることはないという。いじめのシーンがあるから放送自粛を求めるという臺灣の意見に対し、あるネットユーザーは「私は數(shù)十年見てきたが、ちゃんと生きてるよ?」とコメントしている。
ドラえもん放送自粛に関する話題がヒートアップしており、臺灣の通信放送委員會(NCC)に対し、「ドラえもんで描かれる友情、愛と正義を認(rèn)めないのなら、ドラえもんを見ながら育った幾世代もの人々は一體どうすればいい?」と直接不満をぶつける人もいる。
この狀況を受け、NCCもデマを打ち消すため、「ドラえもんの放送自粛を求めたことはない」と発表する事態(tài)になっている?!弗丧椁à猡螭衔镎Zであり、物語にはいい人も悪い人も登場する。寄せられる苦情は、ドラえもんが放送禁止になると勘違いした人からの抗議の聲がほとんどだ」と指摘した。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/SN?編集/武藤)
この記事のコメントを見る
Record China
2014/7/16
2014/7/5
2014/6/19
2014/5/6
2013/12/8
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら
業(yè)務(wù)提攜
Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る