日本映畫界の巨匠?山田洋次監(jiān)督（91）が16日、今開催中の上海國(guó)際映畫祭で行われた新作映畫『こんにちは、母さん』の記者會(huì)見と舞臺(tái)あいさつに臨みました。この映畫は最高賞の「金爵賞」を競(jìng)う長(zhǎng)編コンペティション部門にノミネートされており、山田監(jiān)督の90作目で、同日、上海でプレミア上映されました。

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この作品は『母べえ』（2008）『母と暮せば』（2015年）に続く『母』3部作として、人の溫かさを描いた家族の物語で、日本を代表する名女優(yōu)?吉永小百合と國(guó)民的人気俳優(yōu)?大泉洋が共演しています。

會(huì)見に出席した山田監(jiān)督は「上海國(guó)際映畫祭に、とても親しみを感じている。1995年に第2回上海國(guó)際映畫祭に參加し、それ以來多くの作品が金爵賞にノミネートされたり、上海映畫祭で上映されたり、監(jiān)督賞を受賞したりした。今回新作がまた、上海で上映されて、とても光栄だ」と語りました。

また作品のテーマ「母親の戀」について、山田監(jiān)督は母親の再婚を経験したことを挙げ、「この作品には、僕がその時(shí)に母親に対して感じた息子としての戸惑いや悩みが重なっているかもしれない。ひとりの母親であると同時(shí)に、ひとりの女性であるし、ある男性を好きになることは人間として仕方のないことなのだと思う」と話しました。

會(huì)見後、山田監(jiān)督が舞臺(tái)あいさつに登壇し、およそ千人が入ったシアターの會(huì)場(chǎng)には割れんばかりの拍手がわき起こりました。今回の上海國(guó)際映畫祭期間中に約3500席分のチケットが即売り切れ、上映前から盛況を迎えたことに、山田監(jiān)督は「こんなに大きな劇場(chǎng)は日本にはない。圧倒されている。上海の映畫ファンのみなさん、僕の映畫を見に來てくれてありがとう」と観客に感謝を伝えました。

　なお、上海國(guó)際映畫祭最高賞の「金爵賞」を競(jìng)う長(zhǎng)編コンペティション部門の授賞式は今夜17日の19時(shí)30分から行われ、『こんにちは、母さん』は結(jié)果発表が期待される作品とみられています。（提供/CRI?取材/趙雲(yún)莎）