中國(guó)の映畫(huà)?ドラマの撮影地「橫店影視城」は中國(guó)版ハリウッドとも呼ばれ、主要なエリアだけでも10カ所以上あるが、撮影クルーとの遭遇率が高いエリアの一つ、「清明上河図」エリアを紹介する。

【その他の寫(xiě)真】

「清明上河図」は北宋時(shí)代の畫(huà)家?張択端が宋の都?開(kāi)封の繁栄を描いた絵巻物。その名がついた清明上河図エリアは、絵巻物に描かれた當(dāng)時(shí)の様子を再現(xiàn)しているとあって、目の前に広がる景色は1枚の絵のようでもあり、どこを切り取ってもドラマのワンシーンが作れそうだ。その再現(xiàn)度の高さはセットとは思えないほどで、景色や建物を見(jiàn)物するだけでも來(lái)る価値がある。

さらに、ほぼ毎日何かしらの撮影をしているようで、出演俳優(yōu)やエキストラが観光客に混ざってうろうろしていることもある。推し俳優(yōu)に出會(huì)うチャンスがあるかもしれない??？

撮影ラッシュ時(shí)は同じ撮影ポイントにドラマ撮影予定がいくつも入ることがあり、ドラマを撮影しているそばで別のドラマの撮影クルーが待機(jī)していることもよくあることだという。そのためか、待ち?xí)r間や休憩時(shí)間には、頭に時(shí)代劇のカツラをつけ、Tシャツ短パン姿でフードデリバリーを受け取るエキストラを見(jiàn)かける。タイミングが合えば撮影の舞臺(tái)裏を垣間見(jiàn)ることができるところも魅力の一つだ。

この清明上河図エリアでのおすすめは、宋代を再現(xiàn)した街並みに映える時(shí)代劇衣裝を著て見(jiàn)物すること。童心に返り、當(dāng)時(shí)の人物になりきって楽しむ中高年の観光客の姿も多い。中にはプロのカメラマンを同行して撮影している観光客もおり、映え寫(xiě)真の撮影に並々ならぬ気合を感じる。

時(shí)代劇に出てくる古めかしい家や食事処、茶屋が立ち並び、どのアングルで撮ってもその時(shí)代にタイムスリップしたかのような寫(xiě)真が撮影できるので、ウエディングフォト撮影をしているカップルの姿もあった。

正門(mén)近くにはレンタル衣裝店が多く、手軽に利用できるので、旅の記念の1枚が撮れそうだ。レンタル料金は1日借りて200元（約4000円）からで、衣裝の素材やアクセサリー、シーズンによって料金が異なるため、最初に確認(rèn)することが必要だ。

このほか、1日に何度か數(shù)カ所でショーやイベントがあるので、エリア入口で當(dāng)日のショーやイベントの時(shí)間をチェックしてみよう。オフシーズンは休演することもあるので要注意。子ども向けのアトラクションもあり、家族連れにも好評(píng)だ。なお、橫店影視城は「2023年 中國(guó)のゴールデンウイークに人気の高い観光スポット10」で7位に入っている。（提供/フライメディア）