ロシアの民間軍事會(huì)社「ワグネル」の反亂をめぐり、仏國(guó)際放送局ラジオ?フランス?アンテルナショナル（RFI）中國(guó)語(yǔ)版は26日、「中國(guó)は弱くなったプーチン氏と向き合うことになる」と報(bào)じた。

記事は冒頭、ロシアは2022年2月以降、西側(cè)の経済制裁の打撃を受け國(guó)際舞臺(tái)で孤立していると指摘。中國(guó)はロシアによるウクライナ侵攻で気まずい立場(chǎng)に立たされてきたが、ロシアへの外交的?経済的支援は継続しているとした。また、習(xí)近平（シー?ジンピン）主席が今年3月にロシアを訪問(wèn)しプーチン大統(tǒng)領(lǐng)と面會(huì)、両國(guó)は「新時(shí)代に入りつつある」と強(qiáng)調(diào)したことにも觸れた。

その上で、今回のワグネルの反亂について中國(guó)外交部が25日の會(huì)見(jiàn)で「これはロシアの內(nèi)政」との見(jiàn)方を示し、「友好的な隣國(guó)と新時(shí)代の全面的戦略協(xié)力パートナーとして、中國(guó)はロシアが國(guó)家の安定を維持することを支持する」と表明したことを伝えた。

記事は「ワグネルの創(chuàng)設(shè)者エフゲニー?プリゴジン氏は部下を率いてモスクワから400キロ以?xún)?nèi)の場(chǎng)所まで進(jìn)み、その後、反転してベラルーシへの亡命に同意した」と説明。アナリストから「中國(guó)が今回、様子見(jiàn)の立場(chǎng)を選んだのは、ワグネルの反亂がプーチン氏の権力の亀裂を際立たせたと認(rèn)知していたからだ」との分析が出ているとした。

記事によると、トランプ政権時(shí)代に米國(guó)の國(guó)務(wù)次官補(bǔ)（東アジア?太平洋擔(dān)當(dāng)）を務(wù)めたスーザン?ソーントン氏はAFP通信に対し「中國(guó)はロシアのウクライナでのひどい軍事的パフォーマンスに驚いていた」と語(yǔ)り、「このことは新たな（ロシアの）弱さの指標(biāo)とみられる可能性がある」と指摘した。

また、米サンディエゴ大學(xué)の中國(guó)政治専門(mén)家Victor Shih氏は「ワグネルの反亂まで、中國(guó)はプーチン氏がロシアの紛れもない指導(dǎo)者と信じて疑わなかった可能性が高い。しかし、ワグネルが公然と権力に挑戦してからは、中國(guó)はロシアの動(dòng)きを真剣に見(jiàn)定めなくてはならなくなった」と述べた。

さらに、中國(guó)?吉林大學(xué)の中露関係専門(mén)家ビョルン?アレクサンダー?デュベン氏は「ロシアの內(nèi)部防衛(wèi)システムが失敗しているのを目にするのは、中國(guó)にとってショックだっただろう」とし、「中國(guó)政府はそこから教訓(xùn)を得ようとする。彼らは常に隣國(guó)で発生する不穏な出來(lái)事を注意深く観察している」との見(jiàn)方を示した。

獨(dú)マルティン?ルター大學(xué)ハレ?ヴィッテンベルクの于斌（ユー?ビン）教授が「中國(guó)はすでにロシアのこうした驚くべき変化には慣れている。その変化が好ましいかどうかは別として」とする一方、Shih氏は「最近の出來(lái)事は、中國(guó)がロシアの國(guó)家的安定性や政治的安定性についてより低く評(píng)価することにつながる可能性がある」と分析した。（翻訳?編集/北田）