中國?江蘇省連雲(yún)港市の女性に、身に覚えのない前科があったことが判明した。江蘇新聞が27日付で伝えた。

記事によると、同市在住の姫（ジー）さんは今年3月、仕事を始めるために地元の公安機(jī)関に「前科なし」の証明書の発行を申請した。ところが、公安は証明書の発行を拒否し、姫さんに「あなたは2009年に詐欺事件で江西女子刑務(wù)所に服役しています」と伝えたという。

しかし、姫さんによると、江西省には行ったこともなく、2009年當(dāng)時(shí)は江蘇省崑山市で仕事をしていた。姫さんが記録を基に、江西省吉安市遂川県の警察當(dāng)局に連絡(luò)して事情を説明すると、警察は後日、調(diào)査結(jié)果として、詐欺事件の犯人が姫さんの氏名や関連情報(bào)をかたった可能性があると回答した。

その後の調(diào)査の結(jié)果、服役した囚人の本名が史（シー）であるとの記録があることが判明。遂川警察は「2009年4月の詐欺事件で容疑者が姫さんの氏名や関連情報(bào)を名乗ったため、姫さんの身分情報(bào)で（前科を）システムに登録した」と説明し、今年3月末には連雲(yún)港市の公安から姫さんに「前科なし」の証明書が発行された。

ところが、6月中旬になっても警察のシステム上では姫さんの犯罪歴が削除されず。遂川県の公安當(dāng)局は「吉安市警察に報(bào)告した。この問題は監(jiān)督管理システム上の許可と、捜査システム上の許可が必要になる」と説明した。

姫さんの弁護(hù)士は「実際の犯人が身分を偽っていたことを知り得ていたにもかかわらず、十?dāng)?shù)年にわたって誤りを修正してこなかった」と公安當(dāng)局の不備を指摘している。（翻訳?編集/北田）