來日中の臺灣の鄭文燦行政副院長（副首相）が「臺日はカップリングだ」と述べた。臺灣メディアの太報が28日付で伝えた。

鄭氏は同日、自民黨の茂木敏充幹事長らと會談した際、茂木氏が外相だった當(dāng)時、臺灣に6度にわたって新型コロナウイルスのワクチンを提供したことに感謝を示した。臺灣はコロナ流行期にワクチンの手配が困難だったが、日本から計420萬回分、臺灣の人口の2割近くのワクチンが提供された。

鄭氏は、今年5月に臺灣の高速鉄道車両を日立と東芝が受注したことに言及し、「（導(dǎo)入予定の）N700S車両はより環(huán)境に優(yōu)しくスマートであり、日本の新幹線の海外輸出の成功例になった」と強調(diào)。また、「広島G7サミットではデカップリング（切り離し）ではなくデリスキング（リスク軽減）で合意したが、臺日関係にとってはカップリングだ」とし、臺灣の半導(dǎo)體大手TSMCの熊本での工場建設(shè)に觸れた上で、「臺灣、日本、米國で半導(dǎo)體協(xié)力圏を形成し、技術(shù)的なリードを広げていきたい」との考えを示した。

さらに、「臺日は自由?民主的価値を共有し、密接に往來する経済?貿(mào)易関係を持ち、共通の地政學(xué)的課題にも直面している。重要なのは、臺日が同じビジョンを追求していることだ」としたほか、「日本は臺灣人が最も好んで訪れる旅行先でもあり、今年はすでに延べ130萬人以上が日本を訪れている」と強調(diào)?！概_日の友好的な関係が、現(xiàn)在から未來に至るまで、より多元的で多くの分野の協(xié)力を持つことを期待している」と述べた。（翻訳?編集/北田）

自民黨の茂木敏充幹事長は２８日、日本を訪れている臺灣の鄭文燦行政副院長（副首相）と黨本部で會談しました。記事→https://t.co/we1Cj2LNoW #茂木敏充 #鄭文燦 pic.twitter.com/4tS2n4XAb4

— 時事通信映像ニュース (@jiji_images) June 28, 2023