韓國バラエティー番組が中國國歌を不適切使用、中國メディアが「君が代」騒動に言及し批判

Record Korea    2023年6月30日(金) 12時0分

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韓國のバラエティー番組で中國國歌がBGMとして使用されたことが、中國で物議を醸している。

韓國のバラエティー番組で中國國歌がBGMとして使用されたことが、中國で物議を醸している。

問題の番組は韓國で今年5月に放送をスタートした「兄弟ラーメン」。日本の有名観光地にラーメン店をオープンし、ラーメン好きの日本人を「Kラーメン」でうならせようという企畫のようだ。

しかし、このほど放送された回では店內(nèi)に大勢の客がいたものの中國人はおらず、料理も中國とは関係ないものだったが、突然、中國國歌「義勇軍行進(jìn)曲」の冒頭部分がBGMとして使用されたという。このことが中國のSNS上で物議を醸した。

中國メディアの北京日報(bào)が運(yùn)営するアカウント?長安街知事は29日付の記事で、「國歌はその國の民族精神を代表する歌であり、現(xiàn)代國家の最も重要な標(biāo)識の一つ。中國國歌には中華民族の子どもたちの犠牲と奮闘が凝縮されており、神聖にして侵してはならないものだ」と主張した。

その上で、「わが國の『國歌法』では、國歌を商業(yè)広告等に使用したり、公共の場所のBGM等として使用したりしてはならないと明確に規(guī)定している」と指摘し、「このバラエティー番組が他國の國歌を無遠(yuǎn)慮に娯楽化、俗物化している様に、何らかの下心があるのかと疑わざるを得ない」と批判した。

さらに、「真意を判斷するすべはないが、いずれにしても中國人の感情を大きく傷つけた」と言及。「韓國が國歌に対して敏感でないはずはない」とし、かつて韓國の別のバラエティー番組で日本人が登場した際に「君が代」がBGMで流されたことに視聴者から批判が殺到し、スポンサーが一時降板する騒動があったと紹介した上で、「自分を怒らせるのは許せないのに、他人を傷つけるのはどうなのか?」と反問した。

中國のネットユーザーからは「わざとだろう」「わが國の國歌への冒瀆(ぼうとく)だ」といった批判の聲が一部ある一方、「韓國人、日本人、米國人がいる現(xiàn)場で中國國歌を流してやるのは、良いことじゃないか」「みんな中國に屬しますという意思表示では?」「つまり、韓國はわが國の屬國入りを希望しているということか」「終わった。中國國歌までも韓國のものになってしまった」などと面白がって揶揄(やゆ)するコメントが大半を占めた。(翻訳?編集/北田

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報(bào)道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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