臺灣メディアの東森新聞は2日、日本で行われた野球のリーグで臺灣代表のチームが優(yōu)勝したにもかかわらず失格になったことについて、チームが大會側(cè)に抗議していると報じた。

記事によると、福島県楢葉町で6月26～30日に開催されたポニーリーグのアジアパシフィックゾーン?チャンピオンシップ（U-14）で、臺灣代表の桃園チームは日本のチームを7-1で下してワールドシリーズへの出場資格を獲得したかに思われたが、その後、規(guī)定違反により失格となったという。

記事は、日本チームと桃園チームの試合について「2回の日本の攻撃時、挾殺プレーになり、臺灣の一塁手がボールを補給してランナーにタッチしたもののセーフと判定された」とし、「監(jiān)督や選手が目を疑っただけでなく、観戦していた保護(hù)者や観衆(zhòng)も問題があると感じた」と説明。チーム関係者から「ボールは一塁手に渡っており、（一塁手の）グラブは明らかにランナーにタッチしていたがそれでもセーフと判定された」との聲が上がったことを伝えた。

さらに、「この試合がとんでもないと思わされたのはこのことだけではなかった」とし、桃園チームが勝利した後に試合で使用したバットが規(guī)定と合致しないという理由で資格を取り消されたと紹介。チームの江奎寛総監(jiān)督は「日本側(cè)が確認(rèn)してOKのラベルも貼られている。その前の數(shù)試合で使用したが問題はなかった。もちろん審判も問題ないと言っていたので、われわれは使い続けた」と主張している。桃園チームは米國の大會本部に申し立てを行っているという。

東森新聞の記事は一方で「良い知らせもある」とし、韓國華城（ファソン）市で先月行われたリトルリーグ?アジア太平洋選手権で優(yōu)勝した韓國のチームに編成上の違反があったとして、臺灣の亀山が繰り上げでワールドシリーズに進(jìn)出することになったと説明。その上で、ポニーリーグの件についても「早く臺灣に公平さを返してくれることを願う」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/北田）