中國の高速鉄道でこのほど、70代の男性が他人の席に居座るということがあった。

中國メディアの封面新聞が4日、微博（ウェイボー）への投稿で伝えたところによると、自分の席を占拠された乗客が「これが私の切符」と言ってスマホの畫面を見せると、男性は「私は70いくつだ。座っちゃいけないのか。席は早い者勝ちだ」とし、薬を取り出して、高血圧と心臓病を持っていると主張した。周りの乗客からは、男性に対し「あと20歳若かったらきっと毆られてる」との聲が上がったという。

ウェイボー利用者からは「霸座（他人の席に居座る行為）は違法だ。公共交通機関の秩序を亂したとして、治安管理処罰法に基づき、5日以上15日以下の拘留に処され、500元（約1萬円）以下の罰金が科される」「高齢で體の弱い人は乗務(wù)員に相談すればいい。他人の席に居座っていい理由にはならない」「高速鉄道は立席の販売をやめるべきだ」「霸座事件はこれまでに何度も報じられてきたのに、まだする人がいるのか」などのコメントが寄せられた。（翻訳?編集/柳川）

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— 中國動畫 (@RC00547555) July 5, 2023