2022年7月10日、騰訊科技は、臺(tái)灣の電子機(jī)器製造大手富士康（フォックスコン）がインドでの合弁事業(yè)から撤退することを発表したと報(bào)じた。

記事は、フォックスコンが10日、インドの資源企業(yè)ベダンタとの間で昨年締結(jié)した、モディ首相の地元であるグジャラート州に半導(dǎo)體とディスプレイ製造の合弁會(huì)社を設(shè)立する投資総額195億ドル（約2兆8000億円）の合弁事業(yè)から撤退を発表したと紹介。インドが経済戦略の最優(yōu)先課題としている國(guó)産チップ製造計(jì)畫への影響は避けられず「モディ首相の半導(dǎo)體の夢(mèng)が大打撃を受けた」と伝えた。

また、撤退の具體的な理由についてフォックスコンが明らかにしていないとした上で、これまでに両社による合弁プロジェクトは歐州のチップメーカーSTマイクロエレクトロニクスとの提攜交渉が行き詰まり、遅々として進(jìn)んでいないと報(bào)じられていたことを指摘。インド政府がSTに合弁會(huì)社の株式保有など深い関わりを求める一方で、ST側(cè)の関心は薄く、交渉は暗礁に乗り上げたままだとした。

記事は、インドは自國(guó)の半導(dǎo)體市場(chǎng)規(guī)模が26年に630億ドル（8兆9000億円）にまで拡大すると見込んでおり、モディ首相が21年に半導(dǎo)體?ディスプレイ企業(yè)誘致に向けた100億ドル（約1兆4000億円）の助成計(jì)畫を打ち出したと紹介。これまでにフォックスコンのほか、タワーセミコンダクターを技術(shù)パートナーに持つ國(guó)際コンソーシアムのISMC、シンガポールを拠點(diǎn)とするIGSSベンチャーズがそれぞれ名乗りを挙げたものの、投資総額30億ドル（約4200億円）のISMCプロジェクトはタワーがインテルに買収されたことで頓挫し、同じく投資総額30億ドルのIGSSプロジェクトも中斷していると伝えた。（翻訳?編集/川尻）