日本でパスポート紛失した臺灣人観光客、ホテルにコピー提出も宿泊を斷られる―臺灣メディア

Record China    2023年7月14日(金) 16時0分

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13日、TVBS新聞網は、臺灣人観光客が日本旅行中にパスポートを紛失し、ホテルでチェックインを拒否されるトラブルがあったと報じた。

2023年7月13日、臺灣メディアのTVBS新聞網は、臺灣人観光客が日本旅行中にパスポートを紛失し、ホテルでチェックインを拒否されるトラブルがあったと報じた。

記事は、6月末に友人と大阪を旅行した女性がホテルでチェックインしようとしたところ、友人がパスポートと旅行バッグを紛失していたことに気づき、持っていたパスポートのコピーをホテルに提出したものの、ホテル側から手続きを拒否されたと紹介。警察に通報し、日本人の知り合いに連絡して説明してもらったものの、やはりこのホテルに泊まることはできず、返金も受けられなかったと伝えた。

そして、重い荷物を持って他のホテルを探し回り、ようやく見つけたのが中國本土人が経営するホテルで、値段は元のホテルの2倍だったとし、女性が「予約の代表者は友人ではなく自分だったのに。パスポートは後で見つかったものの、やるせなさが殘った」と語ったことを紹介している。

その上で、日本の厚生労働省の規(guī)定では、日本に住所を持たない外國人は、ホテルのチェックインの際に氏名や住所などが分かる資料に加え、パスポートの原本を提出してホテル側にコピーしてもらうことが義務付けられていると指摘。この厳しい規(guī)定は、緊急時に旅行者に必要な援助を提供すること、そして犯罪組織を防ぐことが目的だと説明した。

また、旅行ブロガーからは「大手のホテルでは、たいてい同じような狀況になる」「どの國であろうと、外國人はチェックインの際に証明書類の提示を求められることがほとんどだ」との指摘が出ていると紹介した。

記事は、臺灣外交部領事局が「海外でパスポートを紛失した場合、すぐに警察に通報するとともに、警察が発行する遺失証明書を現地の臺灣事務所に持參すれば、原則當日に臨時パスポートが発給され、旅行中の証明書として使用できる」と紹介する一方で、臨時パスポートでホテルに宿泊できるかどうかはホテル側のポリシー次第であり、受け入れ可能な宿泊先を探すために複數のホテルを當たらなければならない可能性もあるとの見解を示したことを伝えている。(翻訳?編集/川尻

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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