2023年7月13日、獨(dú)國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、新型コロナ後の中國経済回復(fù)が予想を下回り、かつての日本のような「困難なデフレのムード」が漂いつつあると報(bào)じた。

記事は、個(gè)人消費(fèi)の低迷、輸出の低迷、人民元レートの下落といった現(xiàn)象が「ゼロコロナ政策」終了後の中國における景気回復(fù)が勢いを失っていることを示しており、経済狀況の悪化が止まったとしても今年の中國の経済成長率は大手國際銀行が以前予想していた6％より低い5％臺(tái)にとどまる可能性があるとした。

また、中國稅関が13日に発表したデータによると、6月の輸出は前年同月比12．4％減と新型コロナ発生以降で最大の減少幅となり、輸入も同6．8％減で輸出同様アナリストの予想を大幅に下回ったと紹介。中でも韓國からの輸入が半導(dǎo)體、電子部品需要の冷え込みにより同19％減となったほか、ドイツをはじめとするEU諸國の景気後退も、中國の輸出不振につながったと分析している。

さらに「特に心配なのは、中國の不動(dòng)産市場の狀況だ」とし、多くの不動(dòng)産會(huì)社が生き殘りのためにあえぐ中、投資が水の泡になるではないかという不安が広がり、中國の企業(yè)や消費(fèi)者が投資、消費(fèi)に消極的になっていると指摘した。

その上で、英バークレイズ銀行の金融専門家が中國について「困難なデフレのムード」にあるとの見方を示すとともに、米國人エコノミストのリチャード?クー氏も「中國は不動(dòng)産バブル崩壊後の日本と同じような問題に直面している。中國の企業(yè)や消費(fèi)者は債務(wù)を減らすためにローンを減らしており、これが経済成長の足かせになっている。債務(wù)を減らすことは個(gè)人単位では正しいことだが、みんなが同時(shí)に支出を絞れば國民経済にとって大きな問題となる」と指摘したことを紹介した。

記事は、英ロンドンの金融調(diào)査會(huì)社キャピタル?エコノミクスや上海証券のアナリストが、需要喚起のために中國の中央銀行が利下げを続けると予想していることを紹介するとともに、クー氏が「利下げだけでは不十分。中國の政策決定者は日本の失敗を繰り返さないためにあらゆる手段を講じなければならない。具體的には、停滯している多く不動(dòng)産プロジェクトに資金を投入して完成を後押しすること。そうすれば、資金を失うことを恐れて極度の不安狀態(tài)にある人々を安心させることができるだろう」と述べたことを伝えている。（翻訳?編集/川尻）